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2019年08月13日 15時51分 JST

【台風10号】高波や離岸流に警戒を…水難事故も相次ぐ

超大型の台風10号が日本の南側にあり、接近していなくても高波が発生するおそれがあるため注意が必要です。

ChiehCheng via Getty Images
台風イメージ画像

相次ぐ水難事故 超大型台風による高波、離岸流に警戒を

 猛暑が続く中、12日は各地の海や川などで死者や行方不明者が出る事故が相次いだ。今後もお盆休みでレジャーに出かける人が多いと予想されている。超大型の台風10号が日本の南側にあり、接近していなくても高波が発生するおそれがあるため注意が必要だ。

 波が沖に戻ろうとする時に発生する「離岸流」によるものとみられる事故が太平洋側の海岸で続いた。

 千葉県館山市では12日午前6時ごろ、「沖合に人が流され戻ってこない」と海岸にいた男性から通報があった。横須賀海上保安部によると、海水浴をしていた会社員石川晃汰(こうた)さん(18)=同県君津市=と、大学生柴崎悠輝(ゆうき)さん(19)=同県木更津市=が行方不明になっている。

 海保と県警によると、海水浴に来ていた男性6人のうち5人が離岸流とみられる流れで沖合に流され、3人は自力で陸に上がったという。

 午後6時5分ごろには、茨城県鹿嶋市の海岸で「2人が海で流された」と近くの民泊経営者から通報があった。県警や消防によると、流されたのはいずれも都内に住むベトナム国籍の大学生とみられる女性(23)と、会社員とみられる男性(25)。鹿島海上保安署によると、女性は13日早朝、心肺停止の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。男性はまだ見つかっていない。事故当時、波の高さは約3メートルだったという。県警や消防は当時、現場付近で離岸流が発生していたとみている。

(朝日新聞デジタル 2019年08月13日 12時53分)

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