海外に出た20代後半女子が贈る!30歳を目前にしたライフプランとの向き合い方

海外でこんなことをしたい、こんな働き方をしたいと仕事面では明確になっていても、30代が近づくにつれ、それだけでいいのかと考える方も多いのではないでしょうか。

皆さんこんにちは、野坂です。

今回は20代後半女子にありがちなお悩みについて書いてみます。

今後、海外に出て働こうと思っている人たちが悩むことのひとつに、「今後のライフプラン」があると思います。

海外でこんなことをしたい、こんな働き方をしたいと仕事面では明確になっていても、30代が近づくにつれ、本当にそれだけでいいのかと考える方も多いのではないでしょうか。

先のことは分からないけれど......

私自身、26歳になりたての時にベトナムへ来ました。

当初は「将来のことはなるようになる」という感じで軽く考えていましたが、半年経って真新しさが少なくなってきた時、ふとライフプランについて改めて考えてみました。

私個人は基本的に「先のことは明確には分からない。分からないからこそ、ざっくりとした時間軸の目標はつける」ようにしています。

ライフプランの目標といっても、ある意味妄想みたいなものなので、難しく考える必要はありません。私は1年に2回ほど自分の直近の仕事プラン、ライフイベントのプランを時間軸と共に書き出しています。

▶手書きで、自分の思うままに未来を設計

昨年、私が実際に書いたプランは、27歳で結婚すること。また、30歳までに出産するというものでした。

30歳を過ぎてから仕事に再度本格復帰できるようになるには、それまでに結婚して出産して、家族に囲まれながら自分の仕事を楽しめたらいいな、そんな予想図を描いたからです。

とは言え、ここで挙げたことを常に意識するというわけではありません。何も考えないよりも、「自分にはこういう考えがある」ということを文字化し、考えとしてまとめておいたほうが気持ちも楽だろう、程度のものです。

自分だけで完結できないのが、ライフプラン。だからこそ難しいし、妄想になってしまいがちではありますが、ベトナムでしばらく生活していて、ひょんな出会いから気の合う方と出会うことができました。27歳で結婚、という目標が実現したのです。

ライフプランがひとつ動けば、仕事面も改めて考え始めます。

実際に30歳前に出産するには......?

子育てをするには......?

やりたいことを続けるには......?

自分らしく働き続けるには......?

などなど、普段の仕事をしながら、ふとした時にいろんなことを考えます。

ライフプランを立てておくことが安心にもつながる

20代後半で海外に来ても、「このまま仕事一本で終わってしまう!?」と心配して、帰国する人も少なくありません。私も、このままひとりでいたらその選択肢はあったかと思います。

でもライフプランは機会があればどんどん変わっていくものですし、不安になったり、悩んだことで一歩が踏み出せなかったりするのであれば、なんとなくでいいからプランを立てて、仕事面とライフイベントの整理をして、気持ちを落ち着かせてみるといいかもしれません。

ベトナムに来た時は、本当に「なんとかなるさ」の精神でいたことを今では少し怖くも思いますが、そうでなかったら、今頃ここにはいなかったかもしれない。今できることをやって、今できないことは計画だけでも立てておくことが重要だな、と改めて身をもって体験しました。

私も、先日また自分のプランを見直しました。以前のプランと大きくは変わりませんが、またひとつ自分の働き方を追求することが、より重要になってきました。

海外で働く女性たちを参考に試行錯誤で暮らしていますが、私の話が、不安に思っている方の参考に少しでもなれたら、と思います。

~この記事を読んだ方におすすめの記事~

ライター

野坂 郁佳/Fumika Nosaka

1989年生まれ、群馬県出身。高校生のときバングラデシュに行ったのをきっかけに貿易に興味を抱き、同志社大学の商学部へ進学。大学時代は東南アジアを中心に長期休みはほぼ海外旅行に費やす。大好きな家族に支えられ自由きままに。物を所有することを好まず、いつでも身軽な気持ちでいたい。群馬→京都→東京→福岡→ベトナム→わくわくするところ。東南アジアの拡大するインターネット広告市場にどっぷり浸かるためにベトナム移住を決意。

2015-05-16-1431738338-789227-abroaders2015051609.41.07.png

週刊ABROADERSは、アジアで働きたい日本人のためのリアル情報サイトです。海外でいつか働いてみたいけど、現地の暮らしは一体どうなるのだろう?」という疑問に対し、現地情報や住んでいる人の声を発信します。そのことによって、アジアで働きたい日本人の背中を押し、「アジアで働く」という生き方の選択肢を増やすことを目指しています。

HP: 週刊ABROADERS

Facebook:ABROADERS