梅雨の季節がやってきます。洗濯機の中のカビ対策、どうしたらいい?

ポイントの一つは、お湯と漂白剤だ
ウェザーニュース

もうすぐ梅雨がやってきますね。
カビが気になる季節ですが、中でも洗濯機のカビは、洗濯槽と脱水槽の間という目に見えないところに発生するため、除去が難しいもの。
でも、ちょっとした工夫でカビの繁殖を減らすことができます。

皆さん、お困りのようで…

ウェザーニュースで実施した調査『梅雨時期の洗濯のお悩み』でも、カビっぽさに関するコメントが沢山届いていました。

「部屋干しだと空気清浄機をかけてもなんかカビ臭い匂いが残ります。」(千葉県)
「部屋干しが多くなるので、臭いとカビに悩まされる!」(大阪府)
「洗濯機の隠れたカビと生乾きの時の変な臭い」(新潟県)
「酸素系漂白剤を使い、生乾き臭を予防。洗濯機のカビ取りも重要!」(福島県)

では、対策は?

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ポイント1 お湯と漂白剤

洗濯する際は、35℃〜40℃のお湯に酸素系漂白剤を加えると殺菌効果が出ます。
風呂上がりの残り湯を利用すれば、カビ対策だけでなく節水にもなります。

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ポイント2 乾燥

そして、カビを防ぐためには洗濯槽と脱水層の間を乾燥させることが重要なので、洗濯機を使用していない間はふたを開けておくといいでしょう。
洗濯機を置いている場所が室内の場合は、窓やドアを開けて風通しをよくして乾燥させると一層カビ対策に効果的です。

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ポイント3 頻度

洗濯機の利用頻度が高いほど洗濯槽のカビが発生する量も多くなる傾向にあります。
洗濯の機会が多い家庭では、カビ対策も頻度高めに行った方が良さそうですね。

梅雨は雨で“やる気”も削がれがちですが、しっかりカビ対策をして、清潔な衣類や爽やかな香りで少しでも楽しく梅雨の時期を乗り切りましょう!

(2019年5月15日ウェザーニュース「実はカビが繁殖… 梅雨入り前に洗濯槽の対策を!」より転載)

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