どっちがハス? どっちが睡蓮? 見分け方は?

水辺の花が楽しめる季節です。ハスとスイレンの簡単な見分け方を紹介します。

睡蓮やハスなど、水辺の花が楽しめる季節です。

東京都の小石川後楽園は、ハスや睡蓮の見頃情報を公式SNSで紹介しています。

#小石川後楽園 のハスは7月下旬、スイレンは8月下旬にかけてお楽しみいただけます。
昼を過ぎると花が閉じてしまうので、観賞は午前の早い時間がおすすめ✨
7/18~21、7/25~27は8時に開園いたしますので、早朝に花開くハスとスイレンの美しい姿をぜひ見にいらしてください🪷https://t.co/FkcNJxOHp8 pic.twitter.com/IHClLcKhqH

— 小石川後楽園 (@KorakuenGarden) July 9, 2025

ハスとスイレンの見分け方

ところで、ハスとスイレン、見分けがつきますか?

どっちがハスで、どっちが睡蓮?
Getty Images/ハフポスト日本版
どっちがハスで、どっちが睡蓮?


どちらも浮葉植物ですが、次のような違いがあります。 

「ハス」の特徴

  • 葉っぱ:光沢と切れ目がない
  • 花:水面より高い位置で花が咲く。全体的に丸みを帯びた花弁。
  • 開花時間:早朝から咲き、昼頃には閉じる
  • 蓮根になる

「スイレン」の特徴

  • 葉っぱ:光沢と切れ目がある(蹄形)。
  • 花:水面に浮かんでいるように咲く。全体的に細身の花弁。
  • 開花時間:日中に花を咲かせて午後に閉じる

小石川後楽園の「早朝開園」とは

水戸黄門ゆかりの大名庭園として知られる小石川後楽園(東京都文京区)の池に咲くスイレン。真っ白な花が鮮やかに水面を彩っている。スイレンは、太陽の光を感じると花を閉じるため、日がまだ高くない早朝が見ごろ。しかし、曇っている時は開花の状態が長く続く。(撮影日:2009年06月18日)
時事通信社
水戸黄門ゆかりの大名庭園として知られる小石川後楽園(東京都文京区)の池に咲くスイレン。真っ白な花が鮮やかに水面を彩っている。スイレンは、太陽の光を感じると花を閉じるため、日がまだ高くない早朝が見ごろ。しかし、曇っている時は開花の状態が長く続く。(撮影日:2009年06月18日)

早い時間に花が咲くスイレンを楽しむために、小石川後楽園では、通常の開演時間は9時からのところ、下記の期間8時から開園します。

  • 7月18日(金)~21日(月・祝日)
  • 7月25日(金)~27日(日)

公式サイトによると、7月20日(日)には、専門家によるハスの講義とハスを使った茶菓を楽しめる「早朝観蓮会」も実施。朝の涼やかな時間に大名庭園で、蓮や睡蓮を楽しむことができます。