全て英語のカンファレンス「WIT JAPAN & NORTH ASIA 2016」に学ぶ英語プレゼンテーション10のポイント

カンファレンスでは、母国語が日本語でもフランス語でも皆さん英語でプレゼンです。

梅雨ですね。すっきりしない空模様ですが、いかがお過ごしでしょうか?

3秒で惹きつけ7秒で信頼を与えるリーダーの為の話し方 株式会社and 代表の大塚美幸です。

先日すっきりしないお天気を吹き飛ばすようなエネルギーが溢れるイベント「WIT (Web In Travel) JAPAN & NORTH ASIA JAPAN 2016」にお招き頂き参加させて頂きました。

Facebook、Expedia、Google、中国最大の民泊スタートアップ Tujia、日本最大級の旅行比較サイトTravel.jpなど様々な分野のトップランナーが登壇する2日間。基本的に英語です(初日は同通なし)。個人的に刺激を受けた2日間でした。

なぜ刺激を受けたか?

それは母国語が何であっても英語で行うプレゼンテーション完成度の高さです。日本語・英語問わずプレゼンを拝見する機会がありますが、皆さんに伝えたい!素晴らしい!と思ったのは久しぶりでした。

今日はWIT JAPAN & NORTH ASIA 2016に学ぶ英語プレゼンテーション10のポイントをご紹介します。

まずはWeb In Travel(WIT) JAPAN & NORTH ASIA 2016についてご紹介します。 なぜなら、どんな方々が登場したのかもお伝えしたいからです。

来年、あなたは会場にいるかもしれません。

WITは旅行観光業界のカンファレンスですが、ITなどTravelに関連する様々な企業などが参加しています。タイトルにも書きましたが日本・東京で開催されますが全て英語で行われるカンファレンスです!このようなスタイルの先駆けです。また大企業とスタートアップ、両サイドから登壇者がいて、その後パネルディスカッションも行われ意見が交わされます。

そして何といっても個人的に驚いたのは登壇者がコーヒーブレイクの際に聞きに来ている人たちと交流します。日本でシンポジウムやカンファレンスなど様々なジャンルで参加させて頂いていますが、登壇者は主催事務局と共に裏の控室へ消えていくのが常です。今まで舞台上でスポットライトを浴びて話していた輝かしい方と直接話せる機会があるとは!感激しました。5回目の今年は2日間通して約500名以上が来場と、年々スケールアップしています。

BootcampではCase studyや各社の事例などから自社に活かせるマーケティング戦略や市場について学びます。

WITのFounder・Managing DirectorであるYeoh Siew Hoonの挨拶に続き「The great experience」と題し、ベンチャーリパブリック・CEO柴田啓氏、Queen's Road Capital・CEOのFlitz Demopoulos氏、Rome2Rio.com・CEO Rod Cuthbert氏、Brand Karma・CEO Morris Sim氏!続いてGengo・CEOのMatthew Romaine氏、Tujia・Co-founder、CTOのMelissa Yang氏など勢いあるメンバーが次々登壇し会場が熱気を帯びていることを肌で感じました。

更にスタートアップ企業によるビジネスプレゼンテーションコンペ- Start-up Pitch。韓国の企業「THERE」が優勝!弊社から優勝者にパブリックスピーチ研修をさせて頂きます。楽しみです。

そして2日目は、日本、北東アジア、そして世界各国からオンライン旅行業界のトップリーダーが一同に集結するフルカンファレンス。登壇するメンバーラインナップの華やかさに驚きました。

Facebook、Google、Yahoo! JAPAN、楽天、IBM...幅広い様々な分野の企業が集まり、ギュッと凝縮したプレゼンを披露していきます。弊社は旅行業ではありませんが自分たちの生活に関することが多く出ますので、この業種に特化した仕事の方でなくても興味深いかもしれません。

そして!話す内容はもちろんですが、職業柄気になったのがプレゼンテーションスキルの高さです。母国語が日本語でもフランス語でも皆さん英語でプレゼンです。

ここで今回のタイトルにつながります!

全て英語のカンファレンス「WIT JAPAN & NORTH ASIA 2016」に学ぶ英語プレゼンテーション10のポイント

順番はプレゼンが順追って考えてみてください。

1.会場の下見をする

特に初めての会場の場合は話す場所に立ってみてください。これは10人未満でも100人以上でも同じです。場所に慣れ、そこで話すイメージを持つことをオススメします。

2.自信を持つ

英語だと思うだけで不安になる!という方が多いですが、不安を払拭するくらい強い気持ちでいきましょう。当り前ですが自信があるとそれだけで内容が良く聞こえます。急に言われても、どうやって自信を持ったらいいか分からないという方、自分のいいところを3つあげて、自分自身に言い聞かせてみてください。

3.姿勢を良くする

登場する時、話している時共に気を付けましょう。壇上や前に来ると姿勢に気を付けると思いますが、それより大事なのは登場シーンです。

4.話し始める前は一呼吸

熱意を最大化する為、そして焦らずに始める為に一呼吸。会場にしっかり目を向けてからエネルギーを届ける気持ちで第一声を!

5.熱意を聴き手に届ける

上記4と関係しています。英語でも何語でも同じです。自分の熱い気持ちを相手へ届けるように全力でいきましょう。パブリックスピーチは省エネではできません。

6.聴き手と会話する

目の前で聴いてくれている人たちに話しかけ上手に緊張緩和役になってもらいましょう。聴き手の理解度も上がります。

7.原稿を見る時は堂々と

英語で心配だから原稿を読みたい、その気持ちはわかります。原稿がなくて不安で間違え続けるより見た方が良いです。ポイントは堂々とシッカリです。ちらちら見ると、どこを読んでいるか分からなくなったり読み間違えたりします。自分の不安な部分はしっかり見て、読み終えたら顔をあげて聴き手に目を向ける。そうするだけで印象が変わります。

8.資料を上手くつかう

投影するPPT、文字ばかりになっていませんか?写真や数字、パッと引き付けるように心がけると内容を効果的に伝えられ楽に話せます。

9.英語のレベルは気にしない

RとLやTHなどの発音が気になる、文法間違えないか心配、レベルの低い単語を使っていないだろうか等あげればキリがありません。もちろん気になりますが英語のテストではなく、あくまでツールです。伝えたい内容を分かってもらえれば良い!話し始める前に気持ちを切り替えましょう。切り替えられないで言い間違えるとマイナスのスパイラルに入る可能性がありますので要注意です!

10.話し終えた自分には100点を!

特に初めて英語で話す時は終わった後、暗い気持ちになることもあるかもしれません。そんな時こそ今の自分は100点だったとほめてください。中長期的にみれば30点でも、その時ベストをつくせば100点です。

いかがでしょうか。

WIT JAPAN & NORTH ASIA 2016で素晴らしい英語プレゼンをたくさん見せて頂きヒントを得て英語プレゼンテーション10のポイントをご紹介しました。旅行業に関係なくてもWIT JAPAN & NORTH ASIAで素晴らしいプレゼンテーションを見るのも勉強になると思います。

弊社の生徒さんには英語が得意でなくてもプレゼンする機会があり熱心に練習して成功された方が多くいます。不安になったら上記10のポイントを思い出して練習していただけると嬉しいです。ご質問・ご相談など気軽にご連絡ください。

info@andmom.net

最後までお読み頂き有難うございます。

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