PRESENTED BY エン・ジャパン

「キラキラ女子」に憧れて。結婚・出産を経ても変わらない仕事観

入社以来、営業としてトップクラスの実績をあげてきた女性社員にインタビュー。その秘訣は「キラキラ女子に憧れたから」とのこと。単にきらびやかな外見を追い求めのではなく、自分が思い描く「キラキラ」を追求したその先に実績の理由があるようだ。
enjapan

こんにちは。TAKEです。

ココロに効く。『ハイシーen』第4回のゲストは、私が独断で選ばせていただいたAIさんです。AIさんとは、彼女が入社してきた時からの付き合いで、もうすぐ10年目。誤解を恐れずにカミングアウトしてしまうと、私は彼女が大好きです! そうです! 今回は、当ブログのライターという立場を利用して、個人的に彼女の魅力に迫ってしまおうという訳です!単純にカワイイから・元気だから・愛想が良いから・たくさん食べるから・人付き合いが苦手な私にも優しく接してくれるから......というだけではない彼女の魅力を、本気で探ってみました。

【Profile】

お茶の水女子大学・文教育学部卒。2006年4月、エン・ジャパンに新卒入社。1年目から高いパフォーマンスを発揮し、新卒採用支援事業部のトップセールスとして長く活躍。元気と愛嬌のある笑顔で、社内外に多くのファンを持つ。プライベートでは'11年に結婚し、'12年に女児を出産。産休を経て'13年5月に復職。趣味は海外旅行で、無類の酒好きでもある。

■「キラキラ女子」に憧れて。

<TAKE>

AIさんは入社以来、営業としてトップクラスの業績を上げ続けてきましたが、もともと「理想の社会人像」とか「理想の女性像」みたいなものはあるんですか?

<AI>

あんまりそういうのは考えたことがない気がします。自分がどうなりたいか・どうありたいかっていうのも、正直深く考えたことはないです。あ! でも、20代の頃は「キラキラ女子」に憧れた時期もありましたよ!笑

雑誌やテレビで見るキラキラ女子たちと自分が、あまりにかけ離れていたからなのかもしれませんが。ファッション誌を見て、流行の服を買おうとしてみたりもしました。......でも、ふと冷静になってみると、どう考えても自分には似合わないんですよね。

<TAKE>

確かに......分かりますよ。それで?

<AI>

......とにかく営業活動にまい進しました!笑

結局、バリバリ仕事して輝いている人が、私にとっての「キラキラ女子」だったんです。そういう人って、いろんな人を惹きつけますし、やっぱり魅力的じゃないですか。そうして、自然とまわりに人が増えていく。私が尊敬していた女性の先輩にもそういう方がいて、一度「どんな人を目標にしているんですか?」って聞いてみたことがあるんです。そしたら「そういうのは特にないかな......」って言われて、何だかすごく安心したのを覚えています。それでもいいんだ!って。

だから私も、明確な目標がないからこそ、今、目の前にある仕事・やるべき仕事を精一杯やってきました。その中で見えてくる自分の適性や長所もあると思うんです。あとは単純に「負けず嫌い」な性格だから。とにかくまわりに負けたくない、「一番になりたい!」って思って頑張りました。

■一番になりたい。

<TAKE>

んー......でも、人間、それだけで頑張れるものですかね......。特に私のような意志の弱いタイプは、瞬間的に熱したとしても、割と早く冷めちゃうんですよね。持続力・継続力がないというか。

<AI>

もちろん私もサボりたくなる時だってありますよ。でも、まずは目先のことを頑張らないと成果なんて出せないし、いつまでたっても一番になんかなれません。それに、嫌なことや面倒なことから逃げてばかりいたら、いつかふと「これがやりたい!」「ここで勝負したい!」っていう仕事が見つかった時に、ちゃんと頑張れない気がするんですよね。

じゃあどうやって頑張るのか?って言ったら、ひたすら基本に忠実に。当たり前のことを徹底してやっていくだけ。それって実は、自分の能力や考え方に自信がないからだとも思うんです。自分には際立った長所がないって自覚しているからこそ「やろう」と意識してできることはちゃんとやろうって。それは能力とは関係なく、誰でもできることですから。むしろ、基礎や基本をしっかりできない人は、意見すら聞いてもらえないですよね。それは意見ではなく、不平不満・愚痴でしかないですから。キラキラ女子的にはふさわしくないですよね。笑

<TAKE>

そういえばAIさんはドルオタな一面もありますもんね。でも、なんでそんなに「キラキラ」に惹かれるんですか?

<AI>

女の子なら、誰でも同じだと思いますよ!

<TAKE>

女の......子?!

<AI>

はい。何ですか?

■もっと、強く。

<TAKE>

そういえば、長年営業をやってきたAIさんが「広報」に転身してもうすぐ1年になりますが、仕事には慣れましたか?

<AI>

ようやく少しは......。笑

それまではやっぱり大変でした。自分で業務をハンドリングできない、調整できないという点が営業時代とは大きく違って。今日やろうと思っていたことが、結局手をつけられなかった......なんてことがザラにあったり。あと、営業職は世の中にかなりたくさんあるので、体系立てられたノウハウや方法論が数多く存在すると思いますが、「広報」はそこまで多くありません。今も毎日、模索しながら、考えながら、という気持ちで頑張っています。面白いのは、その分、自由度が高いという点です。同じ事例や話題でも、見せ方・伝え方によって反響が大きく変わるということを、身をもって知りました。

<TAKE>

今後はどんなことをしてみたいですか?

<AI>

いつかは海外で......という気持ちはあります。ただ、やっぱりそこで何をやりたいのか?までは決まっていないんですが。

<TAKE>

なぜ「海外」なんですか?

<AI>

幼い頃から割りと海外には興味があったんですよね......家に海外の写真集が何冊もあって、それを見て育ったのが多少影響しているのかもしれません。学生時代は、各国の世界遺産を見てまわったりもしていました。でも結局は単純に「面白いから」ですかね。せっかくこの地球で生きているのに、日本だけに閉じこもっているのは勿体ないじゃないですか。あと、海外で揉まれたほうが、もっと強くなれる気がしますし。

<TAKE>

強く?なりたいんですか?

<AI>

はい。なりたいですね。人間的に、強く。私の子育てのテーマも「たくましさ」ですから。笑

娘には、どこでも生きていけるようなたくましさを身につけてほしいと思っています。

<TAKE>

きっとAIさんのような、素敵な、たくましい女性になりますよ。ありがとうございました!

■まとめ

「キラキラしてたい」「一番になりたい」「強くなりたい」......言葉にすると、ちょっと幼稚に聞こえるかもしれないが、そんな純粋な願いに、素直にまっすぐ向き合って、行動できる。し続けられる。それがAIさんの大きな魅力だと感じた。

しかし......!!!

遡ることインタビュー前日。AIさんから「明日、お弁当作っていってもいいですか?」というメールを受け取った私は、その瞬間から「もしかしてだけど~♪」というフレーズが頭を駆け巡り、ワクワクしながら当日を迎えた。にも関わらず、AIさんが持ってきたお弁当箱はひとつ! しかも思いのほか小ぶり! 「まさか!?」と衝撃を受ける私をよそ目に、ニコニコとしながら"自分の"お弁当を食べ始めたAIさん。......うつろな表情の私は、果たして本当に彼女の魅力に迫りきれたのか。いや、おそらくそういうところも含めての魅力なんだろうと自分を納得させた(完全に一人で先走り&勘違いをしただけなんですが)。

【関連記事】