ATMの破壊に集中しすぎた強盗犯、警察官が来ても全く気付かず御用

警察官「すごく驚いた様子だったので、その間に身柄をおさえた」

中国・河南省で抜群の(?)集中力を持つ強盗犯が逮捕された。地元テレビ局などが報じた

事件が起きたのは2019年の6月2日深夜。金を奪い取ろうと、一人の男がハンマーを手に街中に設置されたATMを訪れた。

男は「工事中です」と書かれたプレートを設置すると、ATM目掛けて一心不乱にハンマーを振り下ろしていった。

ATMの金属性のカバーはみるみる壊れていったが、この様子を目撃した人が警察に通報。警察官が現場に駆けつけた。

だが、男はそれにも気付かない。警察官が現場に到着した後も黙々と「作業」を続けていたという。

結局、抵抗する間も無く御用に。身柄を確保した警察官は「大声で威嚇するとこちらを振り向き、すごく驚いた様子だったので、その間に身柄をおさえた」と話している。

現地メディア新京報の動画には、男がATMの破壊を開始してから警察官に逮捕されるまでの様子が捉えられている。

男は仕事が見つからず、貯蓄も底をついたため犯行に及んだと話しているという。

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