違法な音楽ストリーミングサービス「Grooveshark」がサービスを終了

Groovesharkを運営するEscape Mediaは過去6年に渡り、メジャーレーベルから著作権侵害で告訴されてきた歴史があります。

レコード会社に許可無く音楽をアップロードして利用してきた、違法な音楽ストリーミングサービス「Grooveshark」が終了しました。

Groovesharkを運営するEscape Mediaは過去6年に渡り、メジャーレーベルから著作権侵害で告訴されてきた歴史があります。

今回ユニバーサルミュージック、ソニーミュージック、ワーナーミュージックとの和解に辿り着き、ついにサービスを終了するとEscapeの創業者が発表しました。

すでにGroovesharkのサイトでは、サービス停止の声明文(謝罪文)を公開。

アプリ、ウェブはすでに停止しています。

日本ではGroovesharkを「便利なサービス」として持ち上げるブログがちらほら見かけましたが、このサービスはLimeWireやGroksterなどと同様に著作権を侵害してきた違法な音楽サービスです。

SpotifyやDeezer、Rdio、Beats Music、Google Playなど合法な音楽ストリーミングサービスが音楽業界やレコード会社、アーティストに貢献し始めている流れがある中で、Groovesharkのような違法サービスの存在が無くなることは、音楽業界にとっても大きな勝利となるので、業界的には素晴らしい結果ですね、これは。

ソース

(2015年5月1日「ALL DIGITAL MUSIC」より転載)

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