1/18に開催された民主党臨時党大会において、代表選挙の投開票が行われ、岡田克也さんが民主党新代表に選ばれました。
長妻昭さんを支持していた私としては残念でしたが、結果が出たからには、岡田新代表の元、一致結束してがんばりたいと思います。
ところで、本記事ではちょっと視点を変えて、この代表選に伴う「ネット選挙」について、思うところを書いてみたいと思います。
■ ネット上での圧倒的な長妻昭支持は、代表選に影響を及ぼせなかったのか?
この代表選、私は長妻昭さんを全力で支援していました。
ブログやFacebookページ、Twitter、YouTubeを使って、長妻さんの主張を広めました。
そしてネット上でも、長妻待望論が急激に盛り上がりました。
なので私は、国会議員票で不利でも、地方議員・党員・サポーター票で巻き返して、決選投票に残れば枠組みによっては勝ち目がある...と、思っていたのです。
ところが。
フタを開けてみたら、地方議員・党員・サポーター票は大惨敗。
むしろ国会議員票で健闘。
これはどうしたことか、と、一回考えてみなければならないのではと思いました。
この民主党代表選のみならず、ネットでは圧倒的な支持を集めているかのように見えて、フタを開けてみたら全然ダメだ、というケースが散見されます。
あの熱狂的支持はなんだったの...?
まるで別の世界の出来事のような気すらしてしまいます^^
もちろんすべてのネット活用候補がそうだということはないので、それぞれに個別事情があると考えるべきなのでしょうけれども。
民主党代表選の場合は、「民主党の党員・サポーターが有権者である」ということで、そこが影響していることが考えられます。
つまりそのセグメントは、ネットをあまり重視しておらず、ネット以外の情報を判断材料にしたのではないか、とも考えられるわけです。
■ ひとつだけ言える確かなこと
ちゃんと分析したわけではないので、なぜこうなったかについてはなんとも言えません。
しかし「ひとつだけ言える確かなこと」があります。
「ネットだけで勝てる選挙は、ない」ということです。
...まあ、当たり前ですけどね^^
今回の代表選では、各陣営とも電話攻勢がすごかったのです。
特に、代表選直前に網膜剥離になってしまった岡田克也さんを心配した岡田夫人が、それはもうものすごい勢いで電話をかけまくっていたのは、関係者間ではよく知られています。
私のところにもかかってきました。
岡田克也をなんとか...というよりは、「なんとか民主党がひとつにまとまってほしい」というメッセージが中心をなしていたのが印象に残っています。
ドブ板・電話作戦・街頭演説のような、地道な活動を疎かにした選挙というものはないのだと、改めて感じた次第です。
最後に誤解のないように申し上げますが、長妻昭さんもまた長年地道な活動を粘り強くやっている人だからこそ、小選挙区で生き残っている、ということは強調しておきます。
最後の演説で言ってましたね。もうとにかくポスター、ポスター、ポスターだったと^^
私も長妻昭事務所で、ポスターのお願いは相当やったものですよ。
ともあれ、岡田夫人の切実な訴えのとおり、一致団結してがんばっていきます!
(2015年1月18日「中妻じょうたブログ」より転載)