096 | 何事にも変えられない達成感を味わう

ランニング美女たちが輝いて見えるのは、走って体型を維持しているだけではなく、爽快感や達成感からくる心のクリアさが、その美しさの秘訣になっているのかもしれない。

OPENING CEREMONYのプレスを担当している柴田雅子さんが、ランニングに出合ったのは4年前。同僚の紹介で、女性限定のランニングイベントに参加したことがきっかけだった。「それまでは、運動をしようと思ってジムに通ったこともあったんですけど、長続きしなくて。でも、ランニングを一度やってみたら、なんとなく自分に合うかも!って思えたんです。持ち物もシューズくらいだし、続けられるかなって」以来、時間を見つけては一度に6kmを目安にランニングを続けている。

「2013年は10kmマラソンの大会に何度か出ていたんです。なので、当時はそれに向けた練習を兼ねて走っていましたね。ランニングって自分の生活を現しているな〜ってよく思うんですよ。なんでこんなに軽快に走れるんだろうってときと、いつも走っているコースなのにものすごく辛いときと、仕事の調子も比例している気がします。2014年は仕事が忙しかったこともあって、なかなか大会にも出られなかったので、今年はもう少し走りたいなって思っています」

そんな柴田さんの目標はホノルルマラソン出場だそう。「マラソン大会に出たときに、ゴールした瞬間を友人が写真に撮ってくれていたんです。そしたら、今まで自分でも見たことがないほど、爽快感満載の顔をしていました(笑)。何にも変えることのできない達成感をゴールの瞬間に得られるから、ランニングはやめられないですね」

ランニング美女たちが輝いて見えるのは、走って体型を維持しているだけではなく、爽快感や達成感からくる心のクリアさが、その美しさの秘訣になっているのかもしれない。

写真/石渡朋、文章/戸塚真琴

柴田雅子

●しばた・まさこ

OPENING CEREMONYプレス

ラグジュアリーブランドのプレス等を経て、2013年より同ブランドのプレスに就任。ウィメンズだけでなく、メンズも担当している。

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(「からだにいい100のこと。」より転載)

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