地方創生に必要なたったひとつのこと。

観光にしても、移住にしても、その地域に住んでいる人がその地域に魅力を感じていなかったら人は集まってこないですよね。

小幡和輝です。(@nagomiobata)

僕は和歌山県で地方創生に関わる活動をしています。

1つ紹介するとわかやまコンシェルジュという和歌山が大好きな人を認定する資格を作っています。

いま1000名くらいがわかやまコンシェルジュになってくれていて、そのメンバーと一緒に参加型の企画をたくさん作っています。

例えば、和歌山の名産品や有名人や絵柄を使ったオリジナル商品「わかやまトランプ」を開発したり、Instagramの#を活用したわかやまフォトコンテストは約2000枚の作品応募をいただきました。この素敵な写真を使ってWebサイトとかも作りたいなと思っています。

最優秀賞 那智の扇祭り (makaho)

1人1人が地域に関心を持ち、その地域が大好きになり、その地域の観光大使になることが大切です。

安倍首相は「地方創生」について「重要なことは地方が自ら考え、行動し、変革を起こしていくこと」と仰っています。

僕も同じ意見です。そのためにはまず地域に関心を持ち、その地域が好きな人が増えないとダメだと思います。

観光にしても、移住にしても、その地域に住んでいる人がその地域に魅力を感じていなかったら人は集まってこないですよね。

そしてなにより、その地域に愛着があれば、県外に出て行っても将来帰ってくると思うんです。

地方の大きな問題の1つに若者の県外流出があります。

例に出すと、和歌山県は県外進学率が27年間日本一です。(86%が県外に進学します。)でも、これは基本的に解決する問題じゃないと思うんです。そもそも学校がないし、学校を作ったところですべては補えません。

それであれば、若者は県外出て行く前提で、それをどうやってプラスにするのか。

そこで考えたのが、和歌山にいる間に和歌山の魅力を知り、観光大使を増やすことです。それが最初に書いたわかやまコンシェルジュですね。地方創生に必要なことは「その地域が好きな人を増やすこと」だと思います。

埋もれている魅力がたくさんあると思うんです。それを発掘し、発信する観光大使がどんどん増えることで、地方創生になっていくんじゃないかなと思ってます。

さて、その観光大使が日本中から集まるイベントがあるんです。(PRです。笑)

2017年6月10.11日に和歌山県の高野山で「地方創生会議」を開催します。

47都道府県すべてから民間企業・自治体職員・フリーランス・クリエイター・学生 など、地方創生に関わる人が集まり、日本の魅力を発掘するワークショップ・参加者の取り組みを全国に発信&支援する「地方創生アワード」も開催します。豪華ゲストにもご参加いただきます。

参加ゲスト(指出 一正 「ソトコト」 編集長 ・上田 祐司 株式会社ガイアックス 代表執行役社長・一般社団法人シェアリングエコノミー協会 代表理事・家入 一真 株式会社CAMPFIRE 代表取締役社長・イケダハヤト プロブロガー・平 将明 衆議院議員・元 内閣府副大臣 など)

ぜひ、サイトをチェックしてもらえると嬉しいです。

地方創生会議 OfficialWebsite

注目記事