講演会で嫌われる質問。好かれる質問。

講演の後の質疑応答の時間は、1人の質問を通じてほかの人にも学びになるような時間にするための質疑応答です。どんな質問が好かれるのでしょうか。

小幡和輝です。(@nagomiobata

講演会を主催したり、自分が登壇したり、運営側になる機会が多いのですが

講演の後の質疑応答の時間って、本当に残念な質問をする人が多いなと。。

「では、質問のある方は挙手をお願いします。」

「では、そちらの方」

「お話ありがとうございました。今日、講演に来たキッカケは、、、」

「私は・・という会社で・・という仕事をしてまして、、」

とにかく前置きが長い。

誰もあなたの話聞きに来てないから。あなたの個人的な相談タイムじゃないから。

1人の質問を通じて、ほかの人にも学びになるような時間にするための質疑応答です。

あとは基本的なことですが、専門用語が多くて他の人がなにを質問しているのかよくわからなかったり、講演会で話したことを質疑応答で聞いてくる人もいます。

いや。そこは聞いといて。。

では、どんな質問が好かれるのでしょうか。

僕は「一番の失敗談を教えてください」という質問をします。

講演会は成功体験のまとめ話であることが多いです。でも、本当に学びになるのって失敗談だと思うんです。

「なぜ失敗したのか。」「その失敗が、現在にどう活きているのか」

失敗から学ぶ。とはよく言いますが、講演会で登壇者が話さなかった「学び」を引き出せる質問は喜ばれます。

あと、その登壇者のキャラクターとか、講演会の内容にもよるのですが「ここだから話せるオフレコトークを教えてください。」という質問もします。

メディアとかの取材だとどうしても話せないことありますし、その場だけの体験である、講演会だからこそ話せる内容を引き出すことができれば、講演会に参加する意味もあるのかなと思います。

著名人であれば、メディアや書籍などで大体の考え方や想いがネットでわかるので、その場だから話せる内容を聞かないと講演会に参加する意味はあまりないのかなと。

ただ、自分からオフレコトークを話すことはまぁないので、質疑応答の時間に聞くといいのかなと思います。

質疑応答は講演会の最後の時間なので、みんなで協力して後味の良い講演会にしたいですね。

Twitter @nagomiobata

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