世界の食卓を旅しよう!こんにちは、キッチハイクチームです。
今週は、日本に住む外国人の食卓から!
国際化が進む現在、日本には200万人程度外国人の方が住んでいます。そうとわかれば、彼らの食卓にお邪魔して、美味しい母国料理を作ってもらわないわけにはいきません。普段は見えない日本の中の海外を、是非ともキッチハイクしたくなるではありませんか。
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そんなわけで今回は、東京・目黒に住むロシア人女性の食卓にモグりこんできました。シベリア出身のジャンナさんに作って頂くのは、ロシアと言えばあの料理、そう、「ボルシチ」です。寒い寒いシベリアの地でお母さんに教わったボルシチを、ここ東京・目黒で食べられるなんて、なんたる贅沢。
彼女が言うには、ボルシチというのは家庭によっても味が違うし、食べてもらう相手によっても材料や味付けをアレンジするものだとのこと。一般的には豚肉が多いのだけれど、牛肉や鶏肉を使ったり、チョコレートや蜂蜜、赤ワイン、チェリーなどを入れて甘く煮込む時もあるんだとか。
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スタミナを付けたい人にはお肉を、野菜を食べさせたい子供達には野菜を沢山いれたりと、食べる人のことを考えて、愛情を込めて作るものなんですね。極寒のシベリアで作られるボルシチは、人の温かさが凝縮されたスープでした。感謝を込めて、いただきます。
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(2014年7月13日「KitchHike マガジン」より転載)