重宝する万能ピーナッツソースのレシピ!インドネシアの家庭料理「サユール・プチェル」と大人の味の「ココナッツプリン」を作ってみよう|KitchHike

ピーナッツを使ったこのソース、インドネシアでは給食でも食べる、とってもポピュラーなものだそう。

こんにちは、KicthHike編集部ハヤシです。

インドネシア出身のネニさんに教わるレシピ、後半ではインドネシアの定番家庭料理「サユール・プチェル (ゆで野菜のピーナッツソースがけ)」と、日本でも人気のココナッツプリンをご紹介します!

(前半では、本格スタミナ料理「ソプ・ブントゥット (オックステールスープ)」を紹介しています。こちらも要チェック!)

今回紹介する料理では、「カフィアライム (コブミカンの葉っぱ)」や「クンチュール」など、日本ではなかなか手に入らないものも使っていますが、ネニさんによると、上野のアメ横や、Webのショップで手に入れることができるそう。

海外の食材を手に入れると、それだけで「自宅で海外気分」が味わえちゃうので、ぜひお試しください!

■インドネシアでは給食でも食べる!家庭料理「サユール・プチュル」

ネニさんによると、ピーナッツを使ったこのソース、インドネシアでは給食でも食べる、とってもポピュラーなものだそう。生のピーナッツから作る本格バージョンから、お手軽に市販のソースを使うものもあるのだとか。このソース、丸めて冷凍もしておけるので、たくさん作っても安心です!

サユール・プチュルの材料(4人分)

●ピーナッツソース

ピーナッツ(生の落花生) 250g

お湯 350ml

生赤唐辛子 3個

にんにく 2片

パームシュガー※砂糖で代用可 多めの小さじ2

塩 多めの小さじ1

トラシ(フィッシュペースト) 2㎝分

※ インドネシアの調味料。塩辛で代用可。なくてもよい

カフィア ライム ※コブミカンの葉っぱ) 3〜4枚

クンチュール ※しょうがに似たインドネシアの香辛料) 1片

サラダ油

●ゆで野菜

もやし 1袋

にんじん 1本

小松菜 1袋

キャベツ

※ゆで野菜はお好みのものでもよい

サユール・プチュルの作り方

  1. ピーナッツを油で揚げる。フライパンにピーナッツを入れ、かぶるくらいまでサラダ油を注ぐ。中火にかけて170〜180℃になるまで温める(泡がぽこぽこ上がってくるくらい)。ピーナッツをすべて入れ7〜10分ほど揚げる

  • ピーナッツを取り出し、火を止めて、残った油の中に生赤唐辛子とにんにく、カフィア ライム、カンチュールを入れて、余熱で軽く揚げる。
  • ピーナッツと2の香辛料をチョベック(インドネシアのすり鉢。すり鉢やフードプロセッサーでもよい)ですり潰す。ある程度すり潰したら、お湯を2〜3回に分けて加え、その都度、すり潰して、ペースト状にする
  • ゆで野菜を作る。にんじん、小松菜、キャベツは食べやすい大きさに切り、沸騰したお湯でさっと茹でる
  • お皿に野菜を盛りつけ、その上にピーナッツソースをかける ※ピーナッツを茹でてすり潰しても作れる。油で揚げるよりも、さっぱりとしたソースになる
  • ■甘すぎないのがいい!ネニさん流ココナッツプリン

    日本でも定番スイーツになりつつあるココナッツプリン。もちろんインドネシアが本場。でも、今回教えてもらったレシピは、ネニさんならではのアレンジがきいています。それは、なんとヨーグルト入り!「これは私が考えたオリジナルレシピよ。さっぱりした味になるから、食べやすいの。あと、ジンジャーもインドネシアではよく使うので、ソースに使ったわ。こっちは甘めだから、お好みでかけてね」。

    ココナッツプリンの材料(4人分)

    ココナッツミルク 400ml(1缶)

    バニラスティック 5㎝分

    ヨーグルト 1/2カップ

    砂糖 90g

    生クリーム 100ml

    粉ゼラチン 1g

    水 50ml

    ●ジンジャーソース

    しょうが(すりおろす) 5㎝分

    砂糖 多めの大さじ1

    水 250ml

    片栗粉 多めの小さじ1(同量の水に溶かしておく)

    ココナッツプリンを入れる器120mlほど入るもの 4つ

    ココナッツプリンの作り方

    1. 粉ゼラチンを小さめのボウルに入れ、水50mlを加えてよく混ぜておく
    2. 小鍋にココナッツミルク、生クリーム、砂糖を入れる。さらにバニラスティックの表面に包丁で切れ目を入れ、中身をかき出し、鍋に入れる。中火にかけ、かき混ぜながら加熱し、プツプツと小さな泡が出るくらいの沸騰状態(90℃)まで温める

  • 1のゼラチンを500Wの電子レンジに10秒かけて取り出し、2の鍋に入れてよく混ぜ合わせる
  • プリンを入れるカップやグラスの内側を水で濡らしておく。鍋を火からおろしてから、ヨーグルトを入れてゴムベラなどでよく混ぜ合わせ、カップやグラスに注ぎ入れる(こし器がある場合は、こしてから入れる)。冷蔵庫へ入れて2〜3時間冷やし固める
  • ジンジャーソースを作る。小鍋に水とすりおろしたしょうがを入れる。小鍋を中火にかけ、砂糖を加える。砂糖が溶けたら、片栗粉を加えてとろみをつけ、火を止める
  • プリンを食べるときに、ジンジャーソースをかける
  • ■実際に食べてみた感想

    〈サユール・プチェル〉

    ピリッとした辛さと爽やかな風味が香るこってりピーナッツソースは、まさに「食べるドレッシング」!野菜がどんどん食べられちゃいます。ピーナッツのツブツブ食感もクセになりそ〜。野菜に合わせるだけでなく、食パンにのせてもいいかも!

    〈ココナッツプリン〉

    ヨーグルトが入っているせいか、後味さっぱりのココナッツプリン。甘すぎないから、ペロリと食べちゃいました。上にかかっているジンジャーソースは、ピリッと刺激があるけど、甘みもしっかりあって、おいしい〜。このソースも、ヨーグルトや紅茶など、ほかのものにも使えそうです!

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