小学校プリント多すぎ問題! 取っておくべきもの、捨てていいプリントとは?

小学校ではどんなプリント類をもらうのか、保存すべきプリントはどんなものかということを中心に、筆者(子ども12歳、10歳、3歳)の経験をもとにご紹介します。

この4月で小学校に上がったお子さんを持つママ、子どもが毎日持って帰って来るプリント類の多さ、そして提出物の多さに驚いたのではないでしょうか。

保育園は、ノートや送迎時の先生とのやりとりでなんとなく連絡が取れていましたし、プリントも保護者会や運動会のお知らせくらいで、毎日なんてもらってきませんよね。

小学校で毎日持って帰って来る大量のプリントを、律儀にすべて保存しておくとかさばるし、しまい場所に困ってイライラしてしまうことも......

今回は、小学校ではどんなプリント類をもらうのか、保存すべきプリントはどんなものかということを中心に、筆者(子ども12歳、10歳、3歳)の経験をもとにご紹介します。

1年間は絶対保存! 捨てるべからずプリントとは?

電話連絡網

それぞれのクラスで作成します。とはいえ、保護者間の伝達事項はほぼすべてメール。電話連絡網は子どもが友達に電話するときにしか使いませんでした。名簿関係は個人情報、捨てるときは必ずシュレッダーにかけるなどしてから捨てるといいですね。

メール配信手続きのお知らせ

学校から緊急のお知らせメール(不審者注意、運動会延期など)を受信するための登録手続きのお知らせです。年度途中で再登録しなければいけないケースもまれにあるので(システムのメンテナンスなどの関係)、捨てずに取っておきたいプリント。

地域班名簿

区立小学校に入ると、住んでいる地域によって決められている「地域班」に入ります。集団登校・集団下校などはこの班で行うので、名簿は保管しておいた方がいいでしょう。基本的に地域班でも名簿あるいは連絡網を作ります。

当番表

ほとんどの学校は、PTAなどにならなくても、1年の間に一人につき1回は何かしら「お当番=学校のお手伝い」が回ってきます。たとえば、夏祭りなどのイベントの準備・片付け、校庭の花壇の草むしり、集まったベルマークの集計など。プリントは4月にもらいますが、実際のお手伝いは来年の3月なんてこともあるので、このプリントは取っておきましょう! 私はうっかり捨てて、自分のお当番がいつか分からないというハプニングを経験(汗)

一定の期限が過ぎたら廃棄してOKなプリント

学年単位のお知らせ

学年単位で毎月発行される、その月の行事や必要な持ち物・提出物などが書いてある、けっこう大切なプリント。でも、取っておくとどんどん溜まるので、その月が終わったら即捨てています。

給食のメニュー表

これは自分のために常に壁に貼っています。それは、夕飯の献立とかぶらないため。以前確認せず、「給食も夕飯もカレーだ......」と長男が悲しそうだったことがあるので(笑) 毎月もらうプリント、もちろんその月が過ぎたら廃棄しています。

保護者会関係

1学期に1回ある保護者会では、割と大量にプリントをもらいます。その学期で子どもたちが何を学んだか、長期休みの過ごし方、休み明けの持ち物などが書かれていますが、だいたい1学期分のお知らせなので、次学期の初めくらいには不要になります。

学校イベントのお知らせ

運動会、遠足、学校公開(授業参観)などのお知らせです。これは各イベントが終われば不要なので捨ててしまいます。

ごめんなさい! 目を通したら即捨てるプリント

地域のイベントのお知らせ

お祭りや、○○大会、○○体験など、小学生が参加できそうな地域イベントのプリント(ほとんどがカラーで厚手の用紙)。これが意外に多いんです。もしかしたら、学校のプリントより多いかも! もちろん一応目は通しますが、参加してみたいと思うのはあっても年に1つか2つ...... ほぼざっと見たらごめんなさい、捨てています。

参加しそうにない学校主催イベントのお知らせ

保護者向けの講演会、給食の試食会などのお知らせプリントです。ほぼ平日に行なわれ、フルタイムで働いていたので、見た瞬間「参加できない」と捨てていました。

報告関連

給食費の集計報告や、PTAの会計報告など、申し訳ないですが取っておいても絶対に見返さないであろうプリント。一応お金がらみのお知らせなので、シュレッダーにかけてから......

なくさない保存方法はコレだ!

Step1:子どもごとに引き出しを作ってガンガン突っ込む

2人小学生、1人保育園の3人の子どもそれぞれに引き出しを作り、そこになんでもかんでもガンガン突っ込みます。疲れて、プリントに目を通す気力もない日もとりあえず入れておけばなくしません。

Step2:保存するもの、提出物はクリアファイルに

子どもごとの引き出しにとりあえず入れたものを、ちょっと時間のある時に整理します。連絡網などの1年間保存プリントと、提出物プリントそれぞれクリアファイルを作り、ファイル立てに入れて保存。

Step3:役員になった場合はさらに別ファイルを用意

PTA関係などの役に付くと、それはそれでいろいろなプリントをもらいます。これはけっこう重要になってくるので、PTAクリアファイルとファイル立てを用意して、また別に保存しました。

筆者の子どもたちは、自分たちからプリントを出すことはなく、「今日のプリント出しなさい!」とうるさく催促する毎日。そう、プリントの量で困る前に、子どもが出さないという難関もあるのです(笑)

ランドセルの奥底に提出期限がとっくに過ぎたプリントがくしゃくしゃになって眠っている、なんていう落とし穴も......

メール配信はあくまで学校全体の緊急的なお知らせのみで、大切なことのやり取りは、プリントが中心です(子どもが自分で書く連絡帳もありますが、残念ながら信頼度は低い)。

まったく見もせず捨てるのはとても危険。自分なりに選別して保存しておくもの、捨てるものにしっかり分けて「すっきりプリントライフ」を目指しましょう。

【ライター 田崎 美穂子】

元大学出版会編集者、大学生向けのテキスト編集を担当。小学校5年、3年、1歳児の母。ママ友ネットワークを駆使した共感できる記事を執筆

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