地味にママを悩ませる筆頭格、「学校からのお便り」どう整理する?

お便りは毎日毎日届きます。まずは整理することからはじめ、省ける手間は省きましょう。

子どもが小学校に入ると、生活環境が変わり驚くことが多くあります。その中のひとつに、「学校からのお便りの多さ」なんてものがあります。

今春からお子さんが小学校に入る方は4月から大変......

いえ「新1年生説明会」で配布される手紙と書類の量に、まず驚くはず。働くママなら「会社で山積みの書類よりも多いかも」、と言えばその多さが想像できるでしょうか。

さて今回はそんなお便りの整理方法をご紹介します。

まずはこれから! 学校からのお便り整理術

お便りは毎日毎日届きます。とにもかくにも、まずは整理することからはじめましょう。

ワーママにオススメ! アプリを活用

私も使っていますが、「おたよりBOX」などのスマホアプリはかなり便利です。

配布されたお手紙をスマホで撮影するだけで、子供別や習い事と学校などにジャンル分けして保存できます。職場にいても確認できるのがありがたいですね。

ズボラなママなら「投げ入れ箱」を用意

学校から来たお便りは全て「箱」にポイする!

必要な時にひっかき回す事になりますが、少なくとも失くさないだけ上出来です。

冷蔵庫などに貼っておくのもいいのですが、とにかく書類の数が膨大なので全部は無理。1ヶ月を目安に、週末にでも整理しないとすぐあふれ出すのが難点ですが、実は一番簡単で一番続くという声も多いんです。

アナログ派はファイリングして整理

ファイル整理は後から見やすいのが利点です。最初は面倒ですが習慣にしてしまうのが続けるコツ。

ファイリングのメリットは、例えば4月当初に配布される「体操着の学校指定店」の書類、ずーっと後になってから「あれ、サイズと金額いくらだったっけ?」なんていうときにも「良かった、捨ててなかった」と再確認できる事。

スケジュール管理も手帳というアナログ派なら、ファイリング型がベストでしょう。

お便りにも種類あり!仕分けのコツ

山のようにやってくるお手紙類。

実はこれらの半数以上は「講演会のお知らせ」「図書ボランティア募集」など自分にとっては特に必要がなかったりするんですね。あるいは「学校便り」「学年便り」「クラス通信」と内容がほとんどカブっているものも多くあります。

まずランドセルから取り出したお手紙をその場ですぐに仕分け!

これが紙の山を作らない唯一のコツです。具体的な仕分け方法は大きく2パターンあります。

「いる」「いらない」で分ける

クラス通信や学年便りは、毎月のスケジュールや工作に「ペットボトルを○日までに持たせて下さい」など重要項目が記されている場合が多いので、必ず保管します。

しかし、うちには関係ないと判断したものは、その場で見て即ゴミ箱へ。

「提出物」と「保存書類」で分ける

保護者面談の日時要望書など、提出や申込みが必要となるものは、できれば「その場で記入してランドセルに速攻で戻す」のがベスト。

忙しくて、その辺に置いてしまうとズルズルと時間に終われて忘れてしまいがちです。

時間がかかる「記入書類」の攻略法

お便りの中でも最も厄介なのが、提出書類。

特に入学時は記入に時間がかかるものがあります。代表的なのが「家庭調査票」ですね。

母子手帳を引っ張り出し予防接種記録を記入、保育園入園は「何年だったっけ?」と計算しまくり書き込む調査票。

「学校から家までの地図」も記入しなくてはなりません。定規片手に苦戦しがちなんですが、最近若いママ友が「Googleマップをプリントアウトして縮小コピーで貼っちゃいました」と言うのを聞いて感心。

省ける手間は省くのも攻略法のひとつです。

小学1年生の4月中に習慣づけを徹底しよう

1年生の子どもにとって、帰宅後に明日の時間割をそろえたり、準備をしたりするのは大変です。

同時に、お便りを保護者に手渡す、ということを習慣づけなければいけないのですが、これがなかなか出来ないものなんですよね。

当日朝になって子どもが「今日○○を持って行かなければいけない」なんて言い出し朝からパニック!というのはあるあるネタです。

それが「ビニール袋を持って行く」ぐらいならいいのですが、「洗った1リットルのペットボトル」「図工に使う飾り用のビーズやボタン」「洗って乾かして開いた牛乳パック2コ」など、朝言われても絶対に間に合うはずがないものも。

せめて前日の夜に言ってよ......と言いたくなりますが、実際には必要な旨を伝えるお便りが事前に配布されているはずなんです。

これから1年生になる子には、翌日の時間割をそろえると同時に、「学校からのお便りを必ず出す」ことを教えましょう。

まぁ、1度や2度は怒鳴ることになるでしょうが、ゴールデンウィークを目安に怒られなくてもできるようになるのがひとつの目標です。

さて、この学校からのお便りとの闘い。恐ろしいことに小学校6年間毎日続きます!

何事も最初が肝腎。

面倒なようですが、親子共々最初に繰り返し身につけさせると、後がずっとラクになりますよ。

【ライター 大橋 礼】

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌! 本とお酒があればよし。

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