年末年始、ワーママが「自分のために」やるべきこと

意識して自分のために使う時間を取って、年末年始はリセットしましょう。

年末年始やまとまったお休みがとれたときにすることとは何でしょう。大掃除? 家族旅行? もちろんそれもいいでしょう。

でもあえて、その時間を自分のために使ってみませんか。普段は仕事に、家事に、育児にと、ノンストップのワーママたちへ、年末年始だからこそしておくべきことを紹介します。

〝自分のために〟日記をつける

「#歩いた記念日」「#七五三」「#0y5m15d」...... InstagramやFacebookなど、SNSをのぞけば子どもの成長記録がわんさか。学生時代以来会っていない、友人という名のもはや知人でも、子どもの成長ぶりだけはわかるなんてざらです。iPhoneアプリ「ポジメモ」を運営する合同会社ロケラボの調査によると、特に女性は「子どもの成長記録として」日々の記録を付けているという回答が、多く見られたそう(※1)。

子どもはあっという間に大きくなるし、忙しいとほんの1年前のことでもすぐに忘れてしまう...... 子どもの成長記録をつけたい気持ちは重々わかります。でも、それとは別に、自分自身の感情の動いたこと、ものにフォーカスして、日記をつけてみましょう。

同調査によると日記を付けることで実感できる効果として、多くの人が挙げているのが「気持ちが整理できる」「自分自身のことがよくわかる」ということ。落ち着いた気持ちで日記をつけることで、普段は後回しになりがちな自分の気持ちをケアしてあげられます。ちなみに、記憶を思い出すのに効果的な日記のつけ方は、時間よりも場所を記録することなんだそう!

※1 「日々の出来事・思い出などの記録に関するアンケート調査」

〝自分のために〟本を読む

小説、漫画、ノンフィクション、写真集...... 気になる本を1冊、年末年始のために用意してみましょう。仕事で必要だから。話題だから押さえておかないと。そういう理由をすべて取っ払って、ただ好きな本を選んでみてください。全部読み切らなくても構いません。純粋に自分の好きなものをインプットする時間は、たとえ短くても豊かな気持ちを与えてくれます

「普段本なんて読まないから、何を選んでいいかわからない」

そんな人におすすめなのは、自分が好きだなと思える雰囲気の書店に行くこと。本をセレクトする時間もまた楽しむことができます。おしゃれな雰囲気が好きならば、書店の外観や内観から自分好みのおしゃれな書店に、通好みならば店主のセレクトにこだわりのある書店に、トレンドが好きなら感度の高い立地にある書店に...... など、書店を変えれば出会う本も変わります。

「近くにそういう書店がない」「そもそも書店に行く時間がない」

そういう人は、ネット書店で1冊用意するのでOK。ただ、ネット書店でのセレクトは、偶発的な出会いがしにくいです。今まで買ったことのある本に似たものや、同じ作家のものはお勧めしてくれるのですが、読んだこともないけれどもふと気になって手に取る、という体験は中々できません。その場合は、芸能人でも、スポーツ選手でも、作家でも、気になる人がおすすめしているものを見て、ぴんときたら買ってみるというのもいいでしょう。

〝自分のために〟片付ける

まとまった休みがあれば家の片付けがしたい! そんな風に思う人は多いのではないでしょうか。確かに、美しく片付いた我が家で新年を迎えられたら最高。でもちょっと待って。前もって大掃除を少しずつ始めているような計画性のあるワーママならともかく、仕事納めから大掃除を始めたら、新年までわずか数日。そのためにいつも疲弊しきって新年を迎えるのなら、そこまでする必要は果たしてあるのか......

それならば、いっそ他は無視して、自分のお気に入りのスペースだけを片付けてみませんか。たとえばクローゼット。好きな服だけが美しく並んでいる様は、それだけで元気が出るもの。クローゼットひとつだけなら、大体は数時間あれば可能です。あるいはコスメボックスの中。キッチンの調味料棚だけ。本棚の自分の好きな本コーナーだけ。ポイントは、子どものおもちゃ箱などではなく、自分のスペースを片付けるというところです。

〝自分のために〟アルバムを作る

アルバムこそ、ワーママが年末年始にやるべきことのひとつです。

赤ちゃんのお世話に忙殺されて、あっという間に職場復帰時期が来てしまうというワーママあるある。産休・育休中にやろうと思いつつ、できなかったという声の多いもののひとつが、アルバム作りです。スマホやデジカメでさっと写真が撮れてしまう現代だからこそ、アルバムという「モノ」の存在感は大きいもの。

「子どもが結婚するときにあげたいから......」と、子どものために美しいアルバムを作るのもいいですが、ここはあえて、自分のために作ってみてください。まだまだ続く子育て期間、くじけそうになったらアルバムを見返してみましょう。今、死ぬほど悩んでいることも、やがて通り過ぎていくのが子育てのいいところでもあります。「あのときは、夜泣きがひどくて悩んでいたな......」と、悩みがいつの日か過ぎ去っていることが、アルバムを見返すと瞬時にわかります

写真は増え続ける一方ですから、アルバム作りを続けるためにはルールが必要。「1年に1度作る」と、作る時期を決めたら、「1ヵ月ごとにまとめる」と実際にアルバムをまとめるルールを、なるべくシンプルに決めておきます。年賀状を出したり、家族で集まって写真を撮ったりする機会の多い年末年始はアルバム作りにぴったりの時期なのです。

限られた時間でやりくりする必要があるから、普段はどうしても家族や子どものことを優先してしまいがち。意識して自分のために使う時間を取って、年末年始はリセットしましょう!

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