ファッションはあなたに元気をくれる

鏡の中の自分の姿を"こんなもんだ"と思い込んでいませんか?

女性にとっておしゃれは楽しいものです。楽しいからお買い物に行きますし、出かける前には何を着ていこうか迷います。そして、少しでも美しくありたいと願うから、メイクをしたり、美容院やネイルに通います。何も考えず、ありのままの姿で街へ繰り出そうなんて考えませんよね。

でも、一方で

・歳を重ねて老けてしまったな

・気が付くと同じようなものばかり着てるな

・何を買えばよいのだろうか

なんて思っていませんか? そして鏡の中の自分の姿を"こんなもんだ"と思い込んでいませんか?

街に出ると美しい女性を沢山みかけます。そして、その女性達をみると、仕事柄か"あー、インナーが違っていたらもっと美しくなるのになぁ" "ヘアカラーがブラウンだったら明るい印象になるのになぁ"なんて思うことがあります。そうです、どんな女性にも今よりもっと美しくなるポテンシャルがあるのです。そして、そのことを多くの方は気づいていないのです。

私が自分のライフスタイルにイメージという手法(パーソナルカラー、自分の印象や骨格に合ったシルエット・柄・素材をファッションに取り入れる)を積極的に取り入れるようになったのは、私自身が外見に自信を持っていないからです。小さい頃からずーっと私は"かわいい"と褒められた経験はなく、当然モテた経験もありませんでした。一方、おしゃれには興味があり、お金を稼げるようになってからはショッピングして回りました。でも、ある日気づいたのです。買うものはグレーばかり、気が付くといつも同じようなものばかり着ていました。たまには気分を変えて色物を買ってみようと思い、ショップ店員の真似をしてみたもののしっくりこず、そのまま箪笥の肥やしになる始末。一体何を買えばいいのだろう? そして結局グレーのアイテムを買っていました。

イメージの勉強を始め、自分のパーソナルカラーや似合うシルエット・柄・素材感がわかった時、色々なもやもやから解放されました。やみくもにグレーを買わなくても、選べる色やファッションテイストが沢山あることがわかりました。ファッションコーディネートの幅が広がり、おしゃれを楽しむことができるようになりました。そして、なにより"似合うものが私をよりよく見せてくれる"ことを知ったことが嬉しかったのです。

"私なんてこんなもの"そう思って生きてきましたが、"私だって磨けば多少は光るダイヤだ"なんて思えるようになり、毎日の景色が変わってきました。具体的にどんなに素晴らしいことがあった、なんてものはないけれど、外見のコンプレックスから解放されたことで人生の歯車は良い方へと回り始めたと信じています。

鏡の中の自分をみて、"私なんてこんなもの"。そんな風に思っていませんか? お金を沢山かけられないからキレイになれない、そんな風に思っていませんか? 忘れないでください、誰だって磨けば光るダイヤの原石なのです。試着室に入った時、鏡の中の服をみていませんか? 試着室に入るときは、例え買わないにしてもコーディネートしたものを揃え、お店からヒールを借りて、あなた自身を頭のてっぺんからつま先まで見てみて下さい。客観的にみて、自分がよりよく見えるものを選びましょう。そうすれば、きっと"私もダイヤの原石だ"そう実感できるでしょう。

ライター: rocco(イメージコンサルタント)