公共空間のリノベーション事例が目白押し 「公共R不動産」で新たな公共空間の使い方を発想しよう

「公共R不動産」を運営するのは、マチノコトの読者ならご存知の「R不動産」。

公園、図書館、道路、水辺、廃校、線路跡。人のライフスタイルや社会の変化により、「公共空間」と呼ばれるスペースは、今、新たな役割を付与されることを求めています。

私たちは現代に合わせて、公共空間の新たな使い方を発明していく必要があります。これまでに、廃校が宿泊施設やアトリエになったり、線路跡が観光名所になったり、図書館に商業施設がくっついたりと、色々な先進事例がありました。

3月16日、公共空間の変化が求められている時代に、公共空間とその使い手とを結びつけるためのエンジンとして「公共R不動産」が誕生しました。

公共空間の使い方を発想する

「公共R不動産」を運営するのは、マチノコトの読者ならご存知の「R不動産」。

東京R不動産のディレクターである馬場 正尊さんは、これまでに「RePUBLIC 公共空間のリノベーション」や「都市のリノベーション」といった著書の中で、こうしたメッセージを発信してきました。

このサイトには、すでに新しい使い方をされている公共空間が集まってきています。世界各地のリノベーションされた公共空間の事例を見ながら、新しい公共空間の使い方を想像できますし、自分たちが公共空間をハックしたいと思ったときに、その参考にできそうな面白い活用方法の事例も、たくさん集まっています。

事例を掲載すると同時に、「公共R不動産」では全国の地方自治体から新しい使い方模索している公共空間を募集しています。自分たちで投稿することも、編集部に取材依頼をして新しい使い方のヒントを提案することも可能だそうです。

公共空間に対して市民ができることはまだまだあるはず。街をもっと面白くしたいと考えている人は、ぜひ「公共R不動産」をチェックしてみてください。

(2015年3月16日の「マチノコト」より転載)

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