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2018年07月11日 11時43分 JST | 更新 2018年07月11日 19時42分 JST

【動画】あらゆるものが散乱していた。西日本豪雨、4K空撮で見えてきた愛媛県の被災地は

満水になったダムの放流とともに一気に増水した濁流が、集落を飲み込んだ。

2018年7月6日に発生した過去に例を見ない豪雨は、大きな爪痕を残した。

肱川の上流に位置する野村ダムの直下にあった愛媛県西予市野村町では、ダムの放流とともに一気に増水した濁流が、集落を飲み込んだ。 流れた家や家財道具、自動車・・・あらゆるものが散乱していた。

茶色く濁った野村ダムの奥には、野村町の集落が見える。ここから流れた濁流が集落を襲った。 宇和島市吉田町は、みかん畑で起きた土砂崩れが海まで家屋を押し流していた。

満水の鹿野川ダムからは、大量の放流が続いていた。


注 映像はすべて4Kドローンで撮影。テレビ局からの依頼で報道のために現地入りしました。個人的な物見遊山での現地入りではありません。

濁流は屋根にまで達するほどだった。2階のベランダには、流されてきたゴミが絡み付いていた。

家財道具も靴もなにもかも水没した。

無残な姿をさらけだす家屋。

氾濫した肱川の堤防には、家族の大切な記憶、アルバムが流れ着いていた。

骨組みだけになった家屋と、横転した自動車が、濁流の凄まじさを物語る。

横転した自転車と、子供用の一輪車。

家にあるほぼすべての財産が、濁流の飲まれたと嘆く男性。

避難所から戻り、無残な自宅を前に途方にくれる女性。

「どこにもいくとこがない」と女性は、力なく玄関にしゃがみ込んでいた。