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2016年04月18日 00時47分 JST | 更新 2017年04月18日 18時12分 JST

気づかぬうちにグローバル ~フィンランド式・気張らない国際教育~

小さな子どもをもつ両親は、幼いうちから国際的な教育を受けさせたいと思っている人も多いだろう。しかし、とりわけ日本人の場合、「英語」の壁が立ちはだかる。

至るところで「グローバル化」が頻出単語となっている。

グローバリゼーション、世界進出、国際交流。

小さな子どもをもつ両親は、幼いうちから国際的な教育を受けさせたいと思っている人も多いだろう。

しかし、とりわけ日本人の場合、「英語」の壁が立ちはだかる。

周囲に外国人はあふれてきたが、触れ合う機会もなく、そもそも話せない。

だが確実に迫る国際化に向け、我が子だけでもグローバルな環境に触れさせたい...。

NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズは、必ずしも「英語力=グローバル力」とは考えていない。

大切なのは「多様な価値観に触れ、理解しあうこと」。

そのために、できる限り多くの子どもたちに、色々な文化背景を持つ人と交流し、自然に多様化の環境に触れられるようにしたい、そのメッセージを原点に活動をする非営利団体だ。

ザ・グローバル・ファミリーズは様々なイベントを通し、親子が一緒に異文化多言語交流できる機会を提供している。

4 月17日(日)、東京港区赤坂にあるムーミン幼稚園で行われたフィンランド式ワークショップもその一つだ。

3歳~7歳の子どもたちと両親が、国や言葉の垣根を越えて集まり、現役大学准教授による科学ワークショップの他、ムーミン幼稚園のフィンランド講師による絵本読み聞かせ、リラクゼーション音楽のワークショップに参加した。

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基本的な言語は英語だが、外国人講師やスタッフは日本語も堪能。

何より、楽しいワークショップが始まると、子どもだけでなくママもパパも英語への抵抗が消えていくのが分かる。

子どもたちは、ムーミン幼稚園のミンナ先生が読み聞かせるムーミンの絵本にわくわくし、ハンネス准教授が教える「磁石の探求」の科学ワークショップが始まると、全員参加で夢中になった。

国を越えて親子がヒートアップしたところで、ミンナ先生がピアノで静かな優しい音色を流す。

穏やかな音楽に合わせ、両親たちはカラフルなスカーフや刷毛で子供たちをあおぐと、自然と子どもたちの興奮も静まっていき、あっという間に一時間半のワークショップは終わりを迎えた。

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科学の不思議やすてきな物語の世界に飛び込み、優しい音楽に任せてみれば、子どもたちは言葉や文化の壁などやすやすと乗り越えてしまう。

そんな子どもたちに手を引かれ、両親も自然と交流できる。

グローバル社会で生きるために英語はとても大事である。

だが、日本語と同じ言語の一つであり、一つのツール、入り口なのだ。

ザ・グローバル・ファミリーズが掲げる「グローバル」の意味が分かったような気がした。

NPO法人 ザ・グローバル・ファミリーズ http://www.theglobalfamilies.com/japanese.html

ムーミン幼稚園 - Scandinavian Center http://www.scandihub.com/new-page/