皮膚では、上皮幹細胞が環境による損傷に対する障壁を形成する。
S Naikたちは今回、上皮幹細胞が急性炎症後にその記憶を保持し、その後に起こる組織損傷の際に障壁を速やかに回復させることを示している。
しかし、その後の損傷への感受性が高まると、組織損傷が増加したり、自己免疫疾患やがんへの罹病性が高まったりする可能性もある。
Nature550, 7677
原著論文:
Advertisement
doi:10.1038/nature24271
【関連記事】
Nature519, 7541 2015年03月05日