竜巻を生き延びた茶猫、瓦礫の中からひょっこり飼い主の前に現れる

なんというグッドタイミング。

なんというグッドタイミング。

先週の現地時間6月16日、アメリカはネブラスカ州北東部を襲った、複数の竜巻人口350人の小さな町ピルガーは壊滅的な被害を受け、州知事は非常事態を宣言するほどの規模でした(NBC NEWSの詳細な報道はこちら)。

abcNewsによる、その被害現場からの実況リポート中に、行方知れずだった飼い猫さんが発見されるという話題を見つけました。

レポーターのBAZI KANANIさんが、竜巻によって吹き飛ばされた住宅跡や、瓦礫を片付ける住民たちの様子を伝えるこの動画。47秒から登場するのは、悲しみに暮れた様子のLori Websterさん。その涙から、被害の甚大さを伺えます。そして、1分30秒ごろ。突然、自宅とおぼしき瓦礫に向かって声をかけるLoriさん。その視線の先には、愛猫がひょっこりと、瓦礫の中から顔を出しているではありませんか。ちょっとこれは猫と暮らす者としては、誰かハンカチかティッシュ持ってきてと、心で叫びながらいそいそとタンスの戸棚を開けざるを得ないシチュエーションです。

しばらくの後、「Come on Baby」という呼びかけに応じた猫は、無事にLoriさんの元へ。抱いた猫を撫でながら、大きく安堵のため息をつくLoriさん。猫のほうもケガなど無い様子で、本当に無事でよかったと思う次第です。飼い主さんの声を聞いて、外に出てきたのかもしれませんね。

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(2014年6月24日「猫ジャーナル」より転載)