abedanwa

10年来、このフォーラムに参加しているが、今年は憂うつだった。安倍晋三首相の戦後70年談話が出たばかりで、議論がトゲトゲしいものになるのではないかと思ったからだ。しかし杞憂に終わった。
戦後70年の総理大臣談話は、歴史的な文書となるであろう。これまでのいかなる歴史談話よりも具体的かつ詳細に反省すべき内容、感謝すべき対象(国および国民)を明記した。
国際政治の歴史と現状を踏まえた上で、安倍首相が発表した戦後70年談話を、私は大変優れた内容であったと考えています。
1875年の雲揚号事件から日清戦争、日露戦争を経て日韓併合に至るまで、日本ではほかでもなく軍事力で朝鮮を威嚇し、自らの目的を貫徹した。これらの日韓関係の歴史を謙虚に直視する姿勢は、安倍談話にはどこにも見当たらない。
戦争は自然現象ではなく、山火事のようにいつのまにか起きるのではありません。
2015年8月14日、安倍晋三首相は終戦70年の談話を発表しました。それを受けて、シンガポール外務省はプレスリリースを発表しました。
日本が、開戦へと追い込まれていった事情について説明されたことも良かったと思います。しかし、ここで検討したいことが一つあります。
朴槿恵大統領は、日本の植民地支配からの解放を祝う「光復節」70周年の演説で、安倍晋三首相の戦後70年談話に触れ、「残念な部分が少なくない」と批判した。
安倍談話に現れた歴史認識の本質的な問題を指摘したいと思います。
戦後70年の今、あらためて村山談話を読み返す。