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アベノミクスにおける3本目の矢である成長戦略の迷走が続いている。当初、成長戦略は小泉構造改革に近い規制緩和路線が中心となる観測があったが、産業競争力会議では官僚主導の特定業界支援策が台頭。だが市場からの評価が今ひとつだったことから、投資減税など減税策に主軸が移り始めたものの、法人税の減税観測が出てくると政府は慌ててこれを否定している。
この先3年間の安定基盤を手に入れた安倍晋三政権の行方を金融マーケットは冷静に見極めようとしている。いったんイベント通過の株売り・円買いが出ているが、政策推進期待が途切れたわけではない…
参院選の最大の争点となった「アベノミクス」。2012年の衆院選から約8カ月が過ぎた7月17日の時点で、株価は上がり、円安となった。これらの数値だけ見ると、アベノミクスは今のところ一定の評価を得ているといえる。しかし、これは私たちの生活を良くした、または今後良くするといえる状態なのか。アベノミクスとは何かを、今一度検証してみたい…