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表現の不自由展を含む、あいトリの全面再開。河村市長はトリエンナーレのレガシーについて「暴力が残っただけ。より厳しくチェックせな、となっちゃった」と語りました。
演出家の高山明さんは「ひょっとしたら生まれるかもしれない、『対話』の可能性にかけたい」と話している。
「展覧会オープン時とは違い、ボトムアップなプロセスによって展示が開かれるからこそ、私たちは会期終了まで、全力でこの再開をキープしなければいけません」
一方で、「今まで以上に慎重な運営が求められる。暴力的な妨害に負けず、安全な状態で楽しんでもらえるようにしたい」と話した。
8日午後の観覧方法は、午前10時に公式サイトで公表される。動画撮影は禁止したうえで、8日は写真撮影を希望する人には、会場の職員が撮影し、後日撮影した写真を送付する。
小田原のどかさんは「今回のトリレンナーレは関わっていると周りに言いづらい雰囲気がある」と現場の人の声を紹介した。
衆院代表質問で、枝野幸男氏が「お上に迎合した当たり障りのない表現だけに徹しようという『事実上の事前検閲』につながってしまいます」と指摘。安倍首相が反論しました。
「8月1日にスタートしたときの展示が全面的に再開するのが我々実行委のミッション」と話した。
「人間は好き嫌いよりも前に、目の前に苦しんでいる人がいたらつい手を差し伸べてしまう、助けてしまう。そういう機能が人間に備わっていることが、社会を作っている」