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一連の騒動について、「人間はなんでこんなにおもしろいんだろう」と振り返る九段理江さん。「人間はすばらしい」ではなく、「おもしろい」と考える。それが九段さんのスタンスだ。【九段理江さんインタビュー・後編】
「5%ぐらいは生成AIの文章をそのまま使っている」との発言がメディアを賑わせた芥川賞受賞作『東京都同情塔』。読めば、本作がAIを描くことによってむしろ、人間のことを鮮明に描き出そうとしていることがわかる。【九段理江さんインタビュー・前編】
自身初の純文学「ハンチバック」で芥川賞を受賞した市川沙央さん。会見で「読みたい本を読めないのは権利侵害。環境整備を進めてほしい」と訴えた。
ライターの西森路代さんと白央篤司さんによる「食」をめぐるリレーコラム。前回の西森さんのコラムに登場した芥川賞受賞作が気になり、その後一気読みした白央さん。ある言葉に「冷水をぶっかけられたような気がした」と言います。その理由とは…。
芥川賞、直木賞ともに2作品が選ばれた
アフリカのどこかと日本のハーフで、昔モデルやってて、ゲイらしい――。職場でそう噂される「ジャクソン」が主人公。「この軋轢や諦念、あるいは幸福を、日々“当然のこと”として生きている誰かへ」【安堂ホセさんインタビュー】
【宇佐見りんさんインタビュー】「(親の問題を)背負わなくていいということと、背負わなければ楽、ということは違うとも感じるのです」
『彼岸花が咲く島』で芥川賞を受賞した李琴峰さん。「個人と社会はつながっていて、自分が感じている息苦しさの多くは社会や政治から与えられている」と語る李さんに、言語や国籍など「真ん中」に立つからこそ感じてきた違和感について聞いた。
それぞれ候補者5人のうち3人が初めて候補に選ばれた。
4人の女性作家の作品が選ばれました