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この3年はホームレス化したり自殺を考えなくていい社会への転換が図られる絶好のチャンスだった。しかし、「喉元過ぎれば」でこのまま「コロナ前の日常」に戻ってしまうのであれば、再び同じことが繰り返されるだろう。
近年の事件を振り返ると、「誰でもよかった」という言葉を耳にすることは急激に減っていないだろうか。
第二次安倍政権発足とほぼ同時に始まった生活保護費の引き下げ。今、多くの裁判所が「違法」と認める引き下げを、生活保護利用者は耐え忍んできたのである。
刑務所でも入管でも、医療へのアクセスは当然保証されている。それなのに、なぜ、「死んでもいい」とばかりに放置されないといけないのか。適切な処置がなされていれば、そして彼の訴えが聞き入れられていれば防げた死だった。
もしあなたが一国のトップで、現在のウクライナに入るとしたら、一体何を持参するだろう。なかなかの難題だが、我が国の首相は誰もが「まさか」と驚くものを持参した。
「アベノミクスの指南役」だったという浜田宏一氏。インタビューで「これまでトリクルダウンのようなことをやっていると誤解していた。反省している」と述べた。
コロナ禍で、住まいも所持金も職もないという人が多い。このような場合、生活保護を申請するわけだが、それができない人たちがいる。外国人だ。
2月なかば、神長恒一氏とともに「だめ連」を立ち上げた友人、ぺぺ長谷川さんが亡くなった。享年56歳。
2月なかば、私にとって一番大切な命が失われた。18年間ともに暮らしたぱぴちゃんだ。
入管法と言えば、2021年に人権を無視するような改定案が廃案となったことを覚えている人も多いだろう。この悪名高い改定案が、現在、再び国会に提出されようとしているのだ。