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戦争の勝者が定着させた公的史観の修正は、容易ではない。ましてベトナムのように、南北の一方が他方を制圧、統一後に共産党の一党体制下に置かれた国家ならなおさらだ。
ベトナムの共産党支配体制に批判的な知識人たちが、「あと数年でこの国の政治体制は変わる」と言うのを、これまで何度も耳にしてきた。
ベトナム議会が11月28日に可決した憲法改正案は、変化と改革を望むベトナム国民の切なる願いを反映するものではない、ベトナムへの開発援助国・機関は、表現や結社の自由といった基本的権利を保障する憲法などの国内法の改正をめぐる働きかけを、同国政府に対しこれまで以上に強めるべきだ。