betonamusenso

民族主義と国家主義は、戦争の経験を選択的に記憶する。自国が行った民間人虐殺はないことにされ、国(政府)の利益に合致するときだけ慰安婦にスポットライトが当たる。しかし、結末はいつも、被害を受けた当事者の生き方に接することはない。
私たちは、本当に「全人類」や「人間性」について考えてきたのか...
自由の名のもとに戦争を繰り返すことは、彼らに敬意を示したことにはならない。
戦争の勝者が定着させた公的史観の修正は、容易ではない。ましてベトナムのように、南北の一方が他方を制圧、統一後に共産党の一党体制下に置かれた国家ならなおさらだ。
4月30日、ベトナム戦争が終結してから40年目を迎えた。1975年4月30日。南ベトナムの首都サイゴン(現ホーチミン)が陥落した、この歴史的な日の様子を写真で見てみよう。
韓国軍による民間人虐殺に関して韓国世論が二分された背景をさぐり、自国の負の歴史を直視することの困難さに触れたい。
ベトナム戦争当時、韓国軍の民間人虐殺から生き延びたグエン・チ・タンさん(女性、55歳)とグエン・トン・ロンさん(男性、64歳)が韓国を訪れてみたものは、ベトナム戦争に参戦した退役軍人たちからの謝罪ではなく、自分たちへの「反対集会」だった。
1975年に終結したベトナム戦争に延べ32万人を派遣した韓国軍は、9000人に上るベトナムの民間人を虐殺したと言われる。この虐殺の生存者が戦後70年、ベトナム戦争終結40年となる2015年、初めて韓国を訪れた。
写真展「アメリカ兵たち」には南北戦争からアフガニスタンの戦争まで、様々な戦場で戦ったアメリカ兵たちのポートレートが展示されている。
今後、韓国は経済の面で中国陣営に入っていく可能性があり、ある意味、米国との関係も含め注意が必要である。もしそうなると、さまざまなバランスが崩れていく可能性がある。ロシアと中国が手を組む「新冷戦」も予想されているが、韓国の動きはさらに複雑化する要因の一つであり、世界経済に与える影響もでてこよう。