chiseigaku

「むき出しのパワーの時代」に突入した世界が、どこへ向かうのか。
他者に対する「寛容」はまさに国際議論の大きなテーマになってきているのではないか。
なぜ共同経済「協力」でも「開発」でもなく「活動」なのか。現地での見聞を改めて思い起こして気づくのは…。
世界では現在、安全保障をめぐる新たな危機がほぼ1カ月おきに起きている。南シナ海、アフガニスタン、リビア、マリ、シリアでは不穏な動きが継続。ロシアはクリミアを併合し、ナイジェリアでは過激派ボコ・ハラムによる多数の少女誘拐事件が起きた。 そして今、米国とその同盟国は、イラクでの軍事行動の可能性を再び考えざるを得ない状況に直面している。