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企業は「より良い人材」の採用、そして育成に多大の投資を行うわけだが、その際、どんな人材観を持って採用に臨むのかによって、その企業の将来が左右されると言っても過言ではない。
「従業員満足度」を調査する会社がある。よく人材紹介業者などがやっているような調査だ。私も以前の職場で調査を依頼されたことがある。担当の役員の方へ、「なぜ従業員満足度が重要なのか?」とヒアリングをしたが、回答は「自社の弱点を補強し、それによって社員のパフォーマンスを高めるべく努力をしたい」との事だった。
利益を真っ当に出している会社は、世の中の役に立っている会社なのだ。だが、「利益を追求することそのもの」が目的化すれば、社会的に糾弾されることは避けられない。
「聞き上手」と言われる人達がいる。「聞き上手」は多くの場合、人に慕われ、抱え込んだ悩みを持った人々にとってありがたい存在となっている。子供の頃、クラスの人気者は「しゃべり上手」だった。あるいは芸人であれば「しゃべり上手」が人気を集めるだろ。しかし、大人にとって必要な人は「聞き上手」である。
昔、ある会社に、「オレは部下に仕事を教えたりはしない」という、トップ営業マンがいた。私は当時、「営業の技能伝承をして欲しい」という経営者からの依頼に沿って仕事をしていたので、この方には大変困っていた。そこで私は、その方に、「部下に仕事を教えないのは、なぜですか?何か考えがあってのことですか?」と尋ねた。その方は、少し回答を渋っていたが、こう答えた。
相手に依頼をするとき、あるいはこちらの気持ちを伝えるとき、正確に相手に伝わらず、「なんで言ってもわかってもらえないのか」とため息をもらす人も多いだろう。ではなぜ、言ってもわかってもらえないのか。
以前の職場では、意見の対立が頻繁にあった。 組織で働く人の仕事は殆どの場合、自分の意見だけでは事が進まず、様々な人の意見を聞いた上で「落とし所」や「納得感」が出来上がり、その上で事が進む。 「効率的でない」という批判もあるが、こればかりは仕方がない。いかに正しいことを言っても、それに協力してくれる人がいない限り仕事は進まない。だから、会議の場の多くは「何かアイデアを出す」ことよりも、「納得感を醸成する」ことに当てられていた。
様々な会社で、「目標必達」という言葉が使われている。従業員に発破をかけるために用いられていると思うが、ひとつの疑問が常にあった。
「PTA幸福度調査アンケート」を行ったことによって、みんなが「この現状を、どうやって変えていけばいいのか?」と考えるようになったそうですが、その後、山本さんのPTAはどんなふうに変わっていったのでしょうか?
「なんとか避けて通りたい」。母親たちの間では、長いこと〝不運な事故〟のように扱われてきたPTA活動ですが、最近その魅力に気付いて動き出したのが、地域活動や子どものことに関心をもつお父さんたちです。