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福島第一原発で汚染水をためたタンクが置かれたコンクリート床2カ所にひびが入っていたことがわかった。周囲には雪が積もっており、溶けてひびから地下に染み込んだ可能性があるという。
東京電力福島第一原発で8月に発覚した高濃度汚染水が300トンがタンクから漏れた事故で、東電は18日、そのタンクから10~20メートル北に掘った観測井戸で、17日に採取した水から放射性ストロンチウムなどベータ線を出す物質が1リットルあたり40万ベクレル検出されたと発表した。前日の16日午前の採取では同61ベクレルで、1万倍近くに急上昇しており、これまでで最高という。
汚染水を完全にコントロールするのは無理――福島第一原発事故の発生当時に、アメリカ・原子力規制委員会(NRC)の委員長だったグレゴリー・ヤツコ氏が9月23日、記者会見で話した。
福島第一原発汚染水の問題について、安倍首相が9月8日のIOC総会で発言した内容が、東京電力の発表内容と食い違っているのではないかと話題になっている。安倍総理大臣は汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートル範囲内で完全にブロックされている」と答えていたが東電は「完全」とはいえないのではないかというような発言をしているのだ。
福島第一原発のタンク付近から高い放射線量が検出された問題で、タンク間をつなぐ配管の継ぎ目部分からも、水漏れが起こっていることがわかった。東電は見回りの作業員を大幅に増やすという。