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原発がなかった福島県の広野町に、原発事故で大量の原発作業員がやってきた。この街で今起きていることは何か。原発作業員を支える元東電社員に聞いた。
福島第一原発作業員の賃金が増やされることになった。一人あたり1万円増加するという。しかし今後は、東京五輪の開催や国費の投入により、人材確保が難しいとの見方も出ている。どういうことだろうか。
新人漫画家・竜田一人の「いちえふ—福島第一原子力発電所案内記―」が、10月31日発売の「モーニング」48号(講談社)より連載開始した。
福島第1原子力発電所の廃炉・除染現場で、作業員を蝕むもうひとつの「汚染」が進行している。不透明な雇用契約や給料の中抜きが横行し、時には暴力団も介在する劣悪な労働環境の存在だ。
原発事故の後、福島第1原発で作業員として働いた経験をつづった漫画「いちえふ 福島第一原子力発電所案内記」が10月3日発売の週刊マンガ誌「モーニング」に掲載され、話題となっている。
1ヵ月以上もの間が空いてしまったが、連載記事「誰が福島第一原発を収束させるか」3回目を掲載する。今回は、前回インタビューを掲載した作業員の奥様へのインタビューである。想像して欲しい、朝ご飯を食べて「行ってきます」と向かう先が福島第一原発だという状況を。それを送り出す状況を。
小学生向けに原発作業員の講演会を行った時のことだ。話を始める前に、子ども達に質問を投げかけた。「福島第一原発で働く人たちはどんな人たちだと思う?」と。一番先に元気よく手を挙げてくれた男の子が「貧しい人!」と答えた。そして、もっとも多い答えも「貧しい人!」だった。ちなみに、2番目に回答してくれた少年の答えは、「無理矢理働かされている人」だった。子どもは大人の鏡とはよく言ったものだ。
今、純真無垢に公園で駆け回っているこどもたちの誰かを収束作業に向かわせる現実を私たち大人は作ってしまった。その現実を考えた上で、現在の作業員と子ども達の代まで作業員を放射能からどう守っていくのか。それを国民全体で考える必要がある。