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2011年3月13日、東京電力福島第一原発の吉田昌郎(まさお)所長は首相官邸から電話を受け、原子炉を傷める3号機への海水注入を断念して淡水に変更した。電話の相手は誰だったのか。東電が12年に開示した社内テレビ会議録で判明しなかった事実について、吉田氏は政府事故調査・検証委員会の聴取でも「記憶が欠落している」と答え、その人物の名を口にしていなかった。
政府は5月23日、政府の事故調査・検証委員会(政府事故調)が東京電力福島第一原発の吉田昌郎元所長から事故について聴取し作成した「聴取結果書」(吉田調書)をめぐり、吉田氏が聴取結果を公表しないよう求めた「上申書」を内閣官房のホームページで公開した