hikikomori

「人間という存在の捉えどころのなさや、思い通りにならない複雑さと向き合うのっておもしろい」。プロデューサーであり、大学教員でもある若新雄純さんが手がける事業の核には、こうした思いがあるという。
そもそもひきこもりは悪いことなのでしょうか。そうする必要が当事者にはあって、そうしなければその人は生きていられなかったかもしれない。自分の命を守るため、生きていくための行為でもあるわけです。
4月は不登校やひきこもりの子ども、若者にとって、心がしんどくなる時期。いま心がギュッとつぶれそうになるくらい、つらい気持ちを抱えている親御さんに向けて伝えたいことがあります。
がんばりすぎて、疲れ切っていた━━。“長期休み明け不登校”になった過去を明かした、お笑い芸人・山田ルイ53世さん。自ら「ルーティン地獄」と呼んでいた強迫神経症のような儀式の数々に悩まされていた日々からどのように解放されていったのか、話を聞きました。
世界中の人々が「在宅」になる中、「ほっとした」などと口にする「在宅のプロ」たちがいる。それは不登校やひきこもりの人々だ。
「本のタイトルに『婚活』という言葉が入っていますが、『婚活本』ではありません」。『ウツ婚‼ 死にたい私が生き延びるための婚活』著者の石田月美さんに聞いた、その意図とは…?
「孤独死する人の多くがセルフネグレクト(自分自身の世話を放棄してしまう)の傾向がある」。そう語るのは、ノンフィクションライターの菅野久美子さんだ。彼女はなぜ、孤独死現場の取材を続けるのか。
40代以上の当事者をいかに支援につなげるかが課題となっている。
ひきこもりや家庭内暴力の「支援」を掲げる団体のトラブルが後を絶たない。力づくで自宅から連れ出され、施設に監禁されたなどして、元入所者やその家族による提訴が相次ぐ。
「容疑者はひきこもりでした」報道の是非が問われるなか、いま一度、家について考える。