iraku-shiaha
イラク南部の砂漠地帯には、過去の戦争で使われた兵器の廃棄場がある。
イラクでイスラム教スンニ派の過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が勢力を拡大する中、イラク軍は6月28日、ISISが支配する北部の主要都市ティクリートの全面奪還に向けて大規模な地上部隊を派遣した。
アルカイダ系武装集団がイラク北部の都市モスルとティクリートを掌握したことは、イラク国内の宗派間の勢力図を塗り替えるだけではなく、中東地域の国境を再編する可能性がある。
イラクの首都バグダッドなど各地で8月10日、イスラム教シーア派住民を狙ったとみられる爆弾テロが相次ぎ、80人近くが死亡した。ロイター通信が伝えた。対立するスンニ派武装組織が関与した可能性がある。