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ソーシャルメディア時代に必要なジャーナリストのスキルとは。ジャーナリストキャンプ2014の報告イベントで、新聞協会賞を2度受賞した依光隆明朝日新聞社編集委員、西田亮介立命館大特別招聘准教授、アメリカのジャーナリズムに詳しい在米ジャーナリストの菅谷明子さんが、調査報道の重要性やジャーナリスト教育について議論した。(JCEJ運営委員)
アメリカと日本のジャーナリズムにはどんな違いがあるのか。ジャーナリストキャンプ2014の報告イベントでは、在米ジャーナリストの菅谷明子さんが特別ゲストとして参加し、「社会を変えるメディアを創る―アメリカ・ジャーナリズム報告」と題した講演を行った。
東京中心のマスメディアのニュースに対し、ソーシャルメディアは地域のニュースを発信出来るのか。ジャーナリストキャンプ2014の報告イベントで、沖縄の米軍問題を問い続ける島洋子琉球新報東京報道部長、福島を独自の視点で描き復興にも関わる開沼博福島大学特任研究員、地域をフィールドに研究を行う河井孝仁東海大学教授が「地域ニュースの作り方」について議論を行った。
「釣りタイトルは許されるのか?」「読者に届くにはどう工夫すればいいのか」。日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)では、ソーシャルメディア時代のジャーナリストに必要なスキルについて話し合う、ジャーナリストキャンプ2014の報告イベントを6月28日に法政大学で開催した。
「厚労省のデータでは、『高知県内にはホームレスは3人しかいない』のです」今回、貧困問題を取材するにあたって話をきかせてくれた、「高知の貧困問題のキーパーソン」、高知県立大学(社会福祉学部)の田中きよむ教授は語った。
現在、日本では犬猫合わせて年間に約16万頭が殺処分されている。全国の都道府県と同様に、高知県の殺処分数も減少傾向にあるが、猫の殺処分数は2012年まで10年連続「人口比で全国ワースト」を記録。2012年度は3487頭が処分された。
「ドキュメンタリーな学習」というのは、テレビや映画のドキュメンタリーに登場するような"リアルな現場"を実際に取材して"生身の当事者"が経験した痛みなどを追体験し、問題の本質を考える教育のことで私が勝手に名付けたネーミングだ。
仲睦まじい人の繋がり、絆を感じさせる地方の集落。都会の喧騒や希薄な人間関係から離れ、人の温かさを感じたいがために移住してくる人も多い。しかしそこで待っているのは、共同体の中で秩序を守りながら生きるという現実、死をも笑う現実。
近頃、親の介護の話題をよく耳にする。そこで、高齢者が実際に介護を必要としている割合がどのくらいか、統計データを調べてみた。
2002年に事実上の死刑宣告を受けた高知競馬は、翌年に88億円の借金帳消しという荒技で息を吹き返した。翌年、ハルウララブームで黒字転換し、今も存続し続けている。単に生きながらえているだけではない。近年は徐々に売り上げを伸ばし、昨年度は13年ぶりに売上げが100億円を突破した。復活の秘訣は「どん底」を忘れぬ便所掃除とナイター開催、そしてもう一つはインターネットだった。