kakuritsu
数学は、はっきりと白黒がつく学問である。高校や中学の数学の問題では、答案は、正しいか、誤りかのどちらかだ。
いくつかの事象が折り重なった複雑な事象の発生確率を考える際に、各事象は独立かどうかという点だ。
「誕生日が一致する確率」について、どのようになるのか紹介したい。これからの年末年始の時期等に、多くの人が集まる場で話題にでもしてもらえればと思う。
世の中の各種の事象において計算してみると、結構な確率で出会い(マッチング)が起こっていることがわかる。
時として、その直感が誤ったものとなっていることがある。
医療や介護などの社会保障政策を検討する際は、複数の地域の実態を比較して、それぞれの特徴を把握するということが行われる。
確率の問題というより、文章の読解力を問う、国語の問題のようでもある。
確率や統計の勉強をしていると必ず行き当たるのが、正規分布だ。
確率は、ある事象の起こりやすさを0から1の間の数字で表したものである。もっと確率の小さい、めったに起こらないことではどうだろうか。
確率が示す値は、常に絶対的で揺るがないものと信じられているのではないだろうか。