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日本にとって安全保障上の最大の脅威は、今や中国や北朝鮮ではなく、1000兆円を超える国の公的債務だ。この膨大な借金は、日本にとって「トロイの木馬」のようなものだ。
財務省が8月8日に発表した2014年上半期(1〜6月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は、前年同期の3兆3131億円の黒字から5057億円の赤字に転落した。比較できる1985年以降で上半期の赤字転落は初めてだ。2013年下半期は788億円の赤字で、これを上回る2半期連続の赤字となった。
2013年度の日本の経常収支は、かろうじて黒字を維持したものの、その金額は約7900億円に縮小した。
経常収支の赤字拡大が止まらない。財務省が10日発表した1月の国際収支状況(速報)は経常収支の赤字が1兆5890億円となり、現在の算出基準となった1985年以降で最大だった。
財務省が2014年2月10日に発表した「平成25年中 国際収支状況(速報)の概要」が2013年の日本の経常収支は、3兆3061億円と予想を大幅に上回る黒字縮小となったため、斜陽化する貿易立国日本 経常収支3年連続黒字縮小へ、に類する記事がネットに散見されるに至った。
財務省が9日発表した国際収支状況は10月の経常収支が1279億円の赤字となった。経常赤字への転落は今年1月以来、9カ月ぶり。原粗油や液化天然ガスなどの輸入が増え、貿易赤字が1兆0919億円と10月として過去最大に膨らんだことが響いた。