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9日に記者会見した榊原会長は、結果的に学生の就職活動も企業の採用活動も長期化する弊害が生じたと説明した。
企業大国アメリカでは、人材の多様性(ダイバーシティ)を尊重すると明らかに冷ややかな目で見られる――白人男性以外は。
企業の新卒採用における選考基準が再び迷走を始めている。人物本位に傾いてた採用基準を見直し、大学の成績を重視する企業が増えてきている。また大学ごとの偏差値で学生をあらかじめスクリーニングしてしまう、いわゆる「学歴フィルター」の存在も指摘されており、採用基準はますます分かりにくくなっている。
なぜ、採用した学生がうちの会社に合わないのか。なぜ、入ってからこんなはずじゃなかったと思うのか。採用の失敗には2つのタイプがあるという話を以前書いた。ひとつは「ポストに対して能力が足りない場合」、もうひとつは「仕事への覚悟をもたせられない場合」である。
先日、ある企業の管理職の方とお話をした。彼は「うちの採用のやり方がおかしいんじゃないか」と疑問をもっているそうだ。なぜならば、営業の新入社員たちが、「こんなはずじゃなかった」と思っているフシがあると。