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北朝鮮の国営朝鮮中央テレビは5月14日、金正恩第1書記を讃える記録映画を再放送した。この中に、金正恩氏と玄氏が並んで立つ場面が映っていた。
北朝鮮の軍の序列2位にあたる玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長が粛清されたとの情報を、韓国の情報機関・国家情報院が5月13日、韓国国会の情報委員会に明らかにした。
北朝鮮の強制収容所で生まれ育ったとして、北朝鮮の国連人権理事会で証言し、人権状況の改善を訴えるなど、国連の対北朝鮮人権決議に大きな役割を果たした脱北者のシン・ドンヒョク氏が、自身の証言が一部誤っていたことを認めた。
北朝鮮の金正恩第1書記の元交際相手との噂があり、ポルノを制作して処刑されたとの報道が流れていた歌手の玄松月(ヒョン・ソンウォル)さんが、健在だったことが確認された。
今回の報告書は衝撃的な内容だ。安保理に対して、北朝鮮国民を苦しめ、地域の安全を脅かす壮絶な実態を直視するよう迫っている。安保理はこれまで北朝鮮については核問題ばかりに焦点を当ててきた。強制収容所、公開処刑、失踪、大量飢餓などから成る残虐な仕組みを支配する北朝鮮指導部の犯罪を見過ごしている。
北朝鮮の政治犯収容所で収容者の間に生まれ、生まれながらにして政治犯として過ごし、脱走した経験を持つシン・ドンヒョク氏(31)が来日した。2014年3月に日本で公開される自身のドキュメンタリー映画「北朝鮮強制収容所に生まれて」で、母と兄の脱走計画を密告し、2人の公開処刑を目の前で目撃するなどの壮絶な体験を語っている。
北朝鮮の金正恩第1書記は1月1日、新年の辞を発表した。張成沢・前国防委員会副委員長について「分派の汚物を除去」したと述べ、朝鮮労働党の「一心団結が百倍に強化された」と評価した。
韓国紙「朝鮮日報」は8月29日付けで、北朝鮮の金正恩第1書記の元交際相手として取り沙汰されたことのある歌手の玄松月(ヒョン・ソンウォル)さんを含む北朝鮮の芸術家11人が、ポルノを制作・販売した罪で20日に公開銃殺されたと報じた。