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「人間社会なんぞに縛られないたくさんの生物があなたを待っていますから」
「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」。反響を呼んだツイートを投稿した鎌倉市中央図書館の館長に話を聞いた。
日本全体の自殺者数は減っている一方、小中高生の自殺者は2016年は320人で、減っていない。
精神科医・森川すいめいさんが、自殺が少ない地域を旅して体験したことをまとめた「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」(青土社)」が今、注目を集めている。なぜ「その地域の人たちは人の話を聞かない」のか、さらに訊ねてみた。それは、深刻な社会問題となっている若者の自殺をどうしたら防ぐことができるのか、ということにもつながっていく。
なぜ気づけなかったのか、学校や市教委は調査を進めている。
18歳以下の自殺人数を日付別に分析したところ、9月1日が突出して多く、夏休みなど長期休暇が明けた時期に集中していることが内閣府の調査でわかった。
ユニセフによる「ネットいじめ」撲滅キャンペーンのポスターが話題だ。同級生にスマートフォンのカメラを向けた生徒たち、そしてそれを傍観する生徒もデザインされている。
アメリカ・カリフォルニア州に住む12歳のローニン・シミズさんが、12月3日午後3時頃、自らの命を絶った。ローニンさんはチアリーディングのクラブに所属する唯一の男子だったことで、いじめにあっていたという。