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便利なコミュニケーション・アプリ「LINE」。現在、そのユーザー数は世界で2億9000万人を突破。日本国内でも4900万人が愛用している。今では、中高生を中心に、子供たちの多くがスマートフォンを持ち、友だちとの気軽なコミュニケーション・ツールとしてLINEを使っている。一方で、グループトークなどの「既読スルー」といわれている現象や、掲示板などを通じて知らない人と出会ってトラブルに巻き込まれる事件なども報じられている。
子供たちの間では、ネットにまつわる様々な問題が日々浮上し、学校でも対応を迫られる場面が多い。最近では、LINEなどのアプリなどによる友だちとのグループトークで、「既読」をスルーしたことがいじめにつながるケースもあるという。そこで、福岡を拠点に、子供のインターネット利用について考える「子どもねっと会議所」を主宰し、学校での講演活動などを行う井島信枝さんに、子供たちがSNSを使うことで直面する問題について伺った。