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「政治情勢を考慮に入れることはありません」
「大統領選が、FRBの利上げ見送りの決定に影響を与えているかもしれない」
米国の雇用統計が予想外に良好な数字だったことに関係者が驚いている。米労働省は10月8日、10月の雇用統計を発表した。主要な指標である非農業部門雇用者数(季節調整済み)は前月比で20万4000人増加した。
米FRB(連邦準備制度理事会)における緩和縮小の判断材料となる最新経済指標がほぼ出揃った。9月6日に発表された8月の雇用統計はやや市場予想を下回ったが、全般的に見れば良好な米国経済を反映するものとなっている。9月のFOMC(連邦公開市場委員会)で緩和縮小が決定される可能性は引き続き高いと見てよいだろう。
米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は7日、朝方発表された5月の米雇用統計について、政府の歳出削減が懸念されたほど成長に打撃を及ぼしていないことが示されたとの認識を示し、債券買い入れを「直ちに」縮小すべきという自身の見解をいっそう強固にするものだと述べた。
過熱せず冷めすぎてもいない微妙な「ゴルディロックス状態」を、金融市場はかろうじて維持している。米経済指標は軒並み市場予想を下回ったが、FRB(米連邦準備理事会)による追加緩和期待が高まるなかで、市場のリスク選好地合いは保たれた…