kumamotojishin

故郷が早く元の姿を取り戻すよう願いながら、復興に取り残されそうな人々の声をすくい取る。それが、熊本から逃げられない地元紙記者としての役目だと思っている。
1年は通過点に過ぎない。しかし、この時点で見えてきた課題は、きちんと解決しなければならない。それをしっかり確認して、リスタートすることが「節目」の役割だ。
熊本地震から1年となる4月14日と15日、熊本市は日没から日の出まで「熊本城」の終夜ライトアップを実施する。
被災者が自ら語る言葉は、熊本地震を語り継いでいく上でとても貴重だ。
「分からないこと」の方が多い-。熊本地震で被災した熊本城を取材しながら、いつも感じている。
熊本地震から1年を迎え、熊本城の本格的な復旧工事が始まりつつあります。
地震発生当初と現在の写真を比較写真でまとめた。
熊本城が元の姿を取り戻しつつあっても、それは熊本の現状を切り取った一部に過ぎません。現地を訪れ、自分ができることをひたむきに続けていきます。
熊本出身ではない自分が、熊本の地方紙の記者となって15年。正直、この1年の経験を通じてやっと、自分自身も県民の目線で取材や記事が書けるようになってきたと感じる。
「食料の備蓄も大事ですが、文化や心の備蓄もしておかないと、何かあった時に対応できません。日本各地には外国人のコミュニティがありますが、災害時に地域の人たちと助け合えるかが課題になると思います」