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ロシアのプーチン大統領の支持率が70%を超えて、2011年に大統領に復帰して以降最も高くなったとする調査結果が出た。ウクライナ情勢への対応が支持率を押し上げた要因と見られる
アメリカのオバマ大統領はウクライナ暫定政権のヤツェニュク首相とホワイトハウスで会談し、3月16日にクリミア自治共和国で予定されているロシアへの編入の賛否を問う住民投票を「完全に拒否する」と述べた。
急速に展開するウクライナ情勢。ウクライナ南部にあるクリミア自治共和国では11日、ウクライナからの独立を宣言する文書を議会が採択した。16日の住民投票後、クリミアが独立した主権国家になる可能性もあり、目が離せない状態となっている。
アメリカのカーニー大統領報道官は3月9日、オバマ大統領がウクライナ新政権のヤツェニュク首相と会談することを発表した。ヤツェニュク首相は今週、訪米して12日にホワイトハウスで会談するという。ウクライナ新政権の正統性を認めていないロシアが反発することは確実だ。
ウクライナ南部クリミア半島のセバストポリで7日夜、ロシア軍とみられる武装部隊がウクライナ軍のミサイル基地に押し入り、制圧した。
オバマ米大統領は6日、ウクライナへの軍事的圧力を強めるロシアに対する制裁の発動を命じた。制裁は、ウクライナの主権や領土統一などの侵害に責任がある個人や機関の資産を凍結する内容。
ロシア政府が運営する国際放送局「ロシア・トゥデイ」のワシントン支局員、リズ・ウォールさんが3月5日の放送で、ロシアによるウクライナへの軍事介入への抗議を表明し、辞任することを明らかにした。
アメリカ国務省は3月5日、ロシアのプーチン大統領が「ロシア系住民の保護」を掲げてウクライナへの軍事介入を正当化していることを受けて、「プーチン大統領のウソ 事実と異なる10個の主張」と題する異例の反論を公式サイトに掲載した。
ウクライナのパラリンピック協会は、ロシア軍がクリミア半島を侵略したことを受けて、ソチ・パラリンピックをボイコットする意向を公式ホームページで発表した。
ウクライナ海軍トップのベレゾフスキー総司令官が3月2日、ロシア派のクリミア自治共和国のアクショノフ首相に忠誠を宣誓した。クリミア半島のセバストポリにある海軍本部を明け渡したという