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ようやく進展を見せた「ロシア疑惑」に、ニューヨーカーはひとまず安堵の吐息をつくのである。
ロシアとの関係をめぐって辞任したマイケル・フリン前大統領補佐官について、ドナルド・トランプ大統領から「この件は放っておいてほしい」などと言われたとし、これを「大統領からの(捜査中止の)指示だと受け止めた」と証言した。
アメリカ大統領選へのロシア介入疑惑で、連邦捜査局の元長官が、トランプ大統領から自身の側近に対する捜査をやめるよう要求されていたことを上院で証言する。
「企業が修正5条の権利を持たないことは明らかだ。法人だからだ」
「証言で不利になるという懸念が払拭されない」
トランプ政権は就任4カ月で、歴史的ともいえる混乱に直面している。そのきっかけは5月9日、トランプ大統領による突然のコミーFBI長官の解任だった。
ニューヨークに住んで30年以上になるが、今ほど大統領の信頼が失墜したことはなかった。
「任命については尊重するが、全体として見れば魔女狩りだ」
「委員会の要求に応じないトランプ陣営の関係者は、誰でも召喚状を受け取ることになる」
「当然のことですが、国家安全保障担当の大統領補佐官がロシアの影響を受けるのは、好ましいことではありません」