mamagainai
こんなに時間を浪費してBPOは一体どうしたいのだろうか? 審議入りしないなら、だらだらと待たされた側のこの間の時間は何だったのだろう?
『明日、ママがいない』、予定していた全9話の放送が終了しました。第一話放送終了時点で多くの言及がなされ、その後も毎週のようにこのドラマについて書かれた文章を見ない週はないというほどに大きな騒ぎの中で放送が続きました。もはや作品そのものが持つ厚みよりも周辺情報の方が分厚いような状況だったと言えるかもしれません。
この記事は見出しを読めば、はは〜んあの件やその騒動のことね、と誰でも想像つくだろう。あるいは画像の上にカーソルを載せると出てくるいくつかのリンク先を見てもらってもいい。このところ続々起こったCMの放送中止やドラマへのクレームの嵐についての話だ。
日本において良く耳にするのは、「誰も傷つけてはいけない」という論拠である。一見正しそうであるが、読者は、「誰も傷つかない社会」とはどのようなものか考えたことがおありだろうか。
施設職員が必ずしも良い人ばかりとは限らないのも現実である。養父や後妻の暴力や苛めのサスペンス作品も多くある。しかし、どうしても「明日ママ」を肯定的に見られないのは、野島作品がサイコパス的なだけでなく、子供同士が変なあだ名で呼び合っている場面が見ていられない。
ドラマ「明日、ママがいない」の問題は、ようやく収束に向かいつつある。そこには目立たない形での「国の関与」も見え隠れする。
ドラマ「明日、ママがいない」において、日本でただひとつ「赤ちゃんポスト」を運営している慈恵病院などが「子どもたちが傷つく」と批判している問題で、日本テレビが病院側に「内容の見直し」の方針を伝えた。
児童養護施設を舞台にした日本テレビのドラマ「明日、ママがいない」が放送されると聞き、児童養護施設の関係者に不安が広がっていることを知った昭恵さんは「広尾フレンズ」に問い合わせてきた。施設側が放送する日時を伝えると、「明日ママ」の初回放送をリアルタイムで夫の安倍晋三首相と2人で見たという。
日本テレビのドラマ「明日、ママがいない」の「加害性」について、ドラマが児童養護施設で暮らす子どもたちの心にどのような影響がありうるのか、児童養護施設や病院関係者などの関係者が警告を発して内容の見直しを要望してきた。
日テレ系ドラマ「明日、ママがいない」の放映について、ドラマ内容の適切性が社会的な話題となっています。各種ブログ系メディアで「明日、ママがいない」の話題が先々週から持ち切りです。「明日、パパが家にいる」よりマシだろ、という訳の分からない愚痴をこぼす年頃の女の子もいるとは思いますがそれは、それで。