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「リーダーシップとは、一人だけが輝くことではない。地位や権威を持っているということでもない。不確かな状況であっても、人々が目的を共有し、その目的を達成するために、責任を持ってその状況を作り出すということだ」 2013年12月中旬、東京都内で開かれたワークショップ。米ハーバード大学のマーシャル・ガンツ博士の言葉に、会場を埋め尽くした雇用や教育問題、東日本大震災の復興支援など社会課題に取り組む社会企業家やNPOの代表者らは深くうなずいた。 ガンツ博士が教えるのは、普通の市民が持てる力を最大限に発揮し、社会変革を起こしていく「コミュニティオーガナイジング」と呼ばれる...
マーシャル・ガンツを一躍有名にしたのは、2008年の米国大統領選挙でオバマ大統領の選挙参謀をつとめたことだ。パブリック・ナラティブとコミュニティ・オルガナイジングという方法で、声なき声を拾い上げ、初の黒人大統領としてオバマを勝利に導いた。